古い傷付き焦げ付き防止鍋。

サイズの大きすぎるフライパンは劣化しやすい?テフロン加工のフライパンを長持ちさせるコツ

2024/11/30

料理のストレスを減らすフライパンの「テフロン加工」。テフロンなどフッ素樹脂の加工がされていると、食材がくっつきにくくなるため調理も楽チンですよね。しかし、雑に扱うとすぐに加工がとれてしまうことも……。そこで今回は、フライパンのテフロン加工を守る方法を調べてみました。

3人の子どもを育てつつ、ウェブメディアに生活系の記事を掲載するフリーライター。子育てや家事の経験をもとに、日...

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テフロン加工を長持ちさせる秘訣はサイズにあり?

テフロン加工を長持ちさせるために最も簡単なのは、「火力を中火以下にして使う」こと。実は多くのテフロン加工のフライパンは、熱伝導率が高いアルミニウム合金で作られているので、強火にしなくても十分に調理可能。

温度が上がりすぎると加工が劣化する原因になります。高温で長時間使用したり、空焚きしたりするのは控えるようにしましょう。火の強さは中火以下で、「フライパンに水滴を落として、水をはじくくらい」の温度までを心掛けてください。

意外なところでは、「大きすぎるフライパンを使わない」こともポイントです。調理する量に対して大きいフライパンを使うと、食材が当たっていない部分は空焚きと同じような状態になり、加工が傷む原因に。普段使いのフライパンよりも小さめサイズも用意し、炒める食材の分量に合わせて使い分けるようにするとよいでしょう。

ス女性のクローズアップのパン
stephenkirsh/gettyimages

さらに、熱したフライパンを「一気に冷やさない」ことも重要。加工部分と金属部分は熱膨張の程度が異なるため、急激な温度変化によって加工がはがれやすくなります。汚れを落としやすくしようと、アツアツのフライパンを急に冷水で冷やすことは控えましょう。

そのほか、「食材を入れたまま放置」「フライパンごと冷蔵庫で保管」することもNG行為です。加工の表面には細かな隙間があるため、食材の成分が浸透すると加工が浮いてしまう原因に。お気に入りのフライパンの寿命を延ばすためにも、長持ちさせるライフハックをぜひ意識してみてくださいね。


■執筆/吹越マヨ
3人の子どもを育てつつ、ウェブメディアに生活系の記事を掲載するフリーライター。子育てや家事の経験をもとに、日々の生活が便利になるライフハックネタを得意としている。時短、コスパ、タイパといった言葉に目がない。

編集/サンキュ!編集部

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