閉幕に向けてますます盛り上がっている大阪関西万博。一生の思い出に、オフィシャルストアや国内外のパビリオンにて、グッズを購入している方も多いですよね。
実は、万博会場は珍しい本の宝庫!絵本やコンセプトブックなど、多彩な読み物が販売・配布されています。
そこで今回は、80以上のパビリオンを回ったライター・こうむらゆうこが、パビリオンでゲットして良かったと思う本3選をご紹介します。

ザ・プランタブル・チルドレンズブック【英国館】
英国館で買える「ザ・プランタブル・チルドレンズブック」(税込2,300円)は、イギリスのwillsow社が世界で初めて開発した“植えることができる絵本”です。
英国館は、セービングゾーンの中でも海側のウォータープラザ側にあるパビリオンです。事前予約枠もありますが、予約なしで並ぶこともできます。
表紙と裏表紙の紙をよく見ると、つぶつぶとした種を発見。なんと一冊に500粒も入っているのだとか!
「大きすぎてベッドに合わないニンジン」「生まれ変わりたいと思ったレタス」「橋を掛けたバジル」の3冊があり、どれも英文と日本語訳がついています。男子にはバジルのヒーロー物語がうけていました。
家庭菜園にはもちろん、語学学習にもぴったりの絵本です。
オマーン書道練習帳【オマーン館】
オマーン館で買える「オマーン書道練習帳」(税込1,900円)で、アラビア語を学んでみませんか?
オマーン館はセービングゾーン内のコモンズDのおとなり。真っ赤な外観が目をひかれるパビリオンです。予約なしで並ぶことができますよ。
アラビア語でも特に読みやすいナスフ書体が練習できるとのことですが、初っ端から難しい! 撮影した文字は「ba」と読むようです。
後半ではことわざの書き取りも登場します。リヤド万博参戦を目指す方は、今のうちにゲットしてみてはいかがでしょうか。
クララとそうぞうのき【いのちの遊び場 クラゲ館】
いのちの遊び場 クラゲ館で買える「クララとそうぞうのき」(税込2,200円)は、想像・創造の力を感じる絵本です。小さなくらげのクララの冒険を通して、個性やひらめきを育てていくことの大切さが伝わってきます。
いのちの遊び場 クラゲ館は、万博の中心部・シグネチャーゾーンにあります。一部事前予約のみですが、地上の“いのちのゆらぎ場”は常時開放中。アートや音の体験ができ、大人も子どももいっしょにわくわく楽しめるパビリオンです。
万博の閉幕日は10月13日! 暑さに気をつけながら、悔いの残らないように楽しみたいですね。
■執筆/こうむらゆうこ
元えほん・教材編集者のライター&デザイナー。園児・小学生の子どもを育てながら年100万円を投資し、総資産2000万円を達成。執筆ジャンルは、えほん・マンガ・グルメ・資産運用などさまざま。“好き”にあふれた生き方を目指し、ラクなお金の増やし方を考案中。読み聞かせ活動も行っています。インスタグラムは@koomura.yuko。
編集/サンキュ!編集部