「年100万円貯金する」と聞くと、とても大変なことのように感じますよね。でも実は、ちょっとした工夫で誰でも“お金が貯まる”習慣を身につけられるんです。
そのカギは、ものを減らすこと!家の中が片づいて気持ちがスッキリするだけでなく、無駄な出費が抑えられる、良いこと尽くしの方法です。
今回は、お給料使いたい放題のOLから、年間100万円を貯める主婦に転身したこうむらゆうこが、思い切って手放してよかった3つのものをご紹介します。
 
            捨ててよかったもの・1「着ない服」
私が真っ先に手放したのは、クローゼットに眠っていた「着ない服」です。それまでは、服がありすぎて何を着るか迷ったり、再度同じような服を買ってしまったり…と、無駄な時間・お金を使っていました。
そこで思い切って、ぎっしり詰め込まれている、おしゃれだけれど着ない服をすべて手放すことに。
すると、クローゼットにゆとりが生まれ、持っている服をすべて把握できるようになりました。自然と自分にも子どもにも「本当に必要な服だけ」を買うようになり、無駄な買い物も激減!
また、クローゼットの空いたスペースを本棚として有効活用できるようになり、居住空間が広くなりました。
捨ててよかったもの・2「使わない食器」
次に手放したのは、いつか使おうととっておいた「使わない食器」です。
来客用や記念品、思い出のある離乳食用食器など、食器棚の中は使わない食器でぎゅうぎゅう。普段使いのお皿を取り出すのもしまうのも一苦労でした。
そこで、本当に使いたい食器だけを残し、それ以外はすべて手放すことに。すると、食事のたびに「お気に入りの食器」を使うことで、料理が一層おいしく感じられ、丁寧な暮らしを意識するきっかけにもなりました。
そして何より、「食器を片づけるための収納小物」を買い足す必要がなくなったことで、大きな節約につながりました。
捨ててよかったもの・3「厳しすぎる片づけルール」
最後に手放したのは、完璧を目指しすぎていた「厳しすぎる片づけルール」です。
ピカピカの家をキープしたいと考えていましたが、「この場所にはこれしか置かない」といった細かすぎるルールがいつしか負担になり挫折。散らかった部屋に責任を感じて追い詰められてしまい、ストレスを抱える日々でした。
そこで、ルールを「使ったものをすぐ片づける」など、誰でもできる簡単なものに修正。モデルルームのような完璧な空間を目指すのではなく、いまの自分らしいものに囲まれた部屋づくりを心がけました。
すると、心にもゆとりが生まれて、節約や貯金にも前向きに取り組めるようになりました。
「好きなもの」と暮らすことで、ポジティブなエネルギーが生まれてきます。自分にとって「もう必要ないもの」が多くなってきたら、思い切って手放してみるといいかもしれませんよ。
■執筆/こうむらゆうこ
元えほん・教材編集者のライター&デザイナー。園児・小学生の子どもを育てながら年100万円を投資し、総資産2,000万円を達成。執筆ジャンルは、えほん・マンガ・グルメ・資産運用などさまざま。“好き”にあふれた生き方を目指し、ラクなお金の増やし方を考案中。読み聞かせ活動も行っています。インスタグラムは@koomura.yuko。
編集/サンキュ!編集部
 
                     
             
             
             
             
     
             
             
             
             
             
             
             
             
             
    