【連載】おぐらなおみの働きママンビギナーズ 第6回

2017/09/10

アルバイトをきっかけに再就職活動を始めた美久。「時間の融通がきく」「できれば内勤」「時給がいい」「土日に休める」という条件で、いくつもの面接にトライする。なかなか採用されずに落ち込む美久だったが、ある日ついに採用される。

前号までのあらすじ

登場人物山村ファミリー

山村美久(34歳)短大卒で就職。25歳で結婚。長女出産をきっかけに退職。現在に至る
山村利光(34歳)営業担当の会社員。基本的には家のことはしたくないタイプ
山村麻貴(6歳)(フツーの)私立幼稚園年長。ちょっとわがままな長女
山村紗絵(5歳)麻貴と同じ園の年中。わが道を行く、マイペースな二女

働き始めると、家事はどうなる? 家族はどうなる? 初めまして!新しい生活

<働きママンはみ出しコラム>

キャリア開発の専門家・上田晶美さんの監修で、毎月「働くこと」「働き始めること」について役立つ情報をご紹介します。
(ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役上田晶美さん)

働き始めたら、「優先順位づけ」が大切

「時間の融通がきく職場」に勤めることができたとしても、仕事を始めるとこれまでどおりの家事の仕方ではこなせないのが普通です。そんなとき、大事なのが優先順位をつけること。これまで決まった段取りがあったとしても「その家事は必要?」「すぐしなければならない?」と、あらためて段取りを見直してみましょう。

自分ひとりで家事を抱え込んでしまわないように気をつけましょう

 段取りと同様に大事なのは、必要な家事を家族とできるだけシェアすること。「頼んでもやってくれないので自分でやってしまう」「やってもらってもうまくできず、自分がやったほうが早いから結局自分でやる」ということはありませんか? ひとりで頑張りすぎると、自分にも家族にもいいことはありません。今後のためには、家族の家事のチャンスを奪わないよう、「辛抱強くやるのを待つ」、「家事に高いレベルを求めない」ことも大切です。

モチベーションを上げるためには、「グッズ」や「褒め言葉」が有効です

「掃除に消極的だった夫が、新しい掃除機の購入で積極的に」というのはよく聞く話。「機械」や「実験」を好きな男性が多いので、掃除機が古くなっていたら新しいものを夫に選んでもらい、料理や掃除の実験的な要素もアピールしてみてはいかがでしょうか? 子どもには、「○○ちゃんは××係ね」と役割を与えるのも有効。家族に達成感を与える褒め言葉を言うのも忘れずに。

マンガ/おぐらなおみ

 
 

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