5割以上が実感「頑張りすぎると貯蓄できない」理由
2019/06/04
貯蓄を頑張ったことはありますか?その結果貯蓄は成功したでしょうか?主婦224人に「過去に頑張ってお金を貯めようとして失敗したことがあるか?」聞いてみると、5割以上の人が「はい」と回答しました。ではどうして失敗してしまったのでしょう?くわしく聞いてみました。
半数以上の人が、頑張りすぎて貯蓄に失敗
過去に頑張ってお金を貯めようとして失敗したことがあるか?聞いたところ、51.3%の人が「はい」と答えました。
どう頑張りすぎて、どう貯蓄に失敗したのか?
過去に頑張ってお金を貯めようとして失敗したことのある人に、どんな風に頑張りすぎて、どんな失敗をしたのか聞きました。
「先取り貯蓄を大きくしすぎて、結局生活費が足りなくなり、貯蓄を切り崩してしまった。」
「頑張りすぎて目の前のことしか見えなくなり、次の年の車検代や税金を予測し忘れ、貯蓄分で補ったら貯蓄ゼロになった。」
「1円単位まで管理しようとしていたら、家計簿が続かなくなった。」
「袋分けをしていたら、○○費から△△費に借りたりなど、費目間の貸し借りが多発。その管理がめんどうになり、失敗に終わった。」
「食べたいものをガマンしたり、欲しいものを買わないようにしていたら、ストレスがたまり、逆にお金を使ってしまった。」
「食費を抑えようと節約メニューや作り置きをがんばっていたらストレスを感じて、逆にランチやスイーツにお金を使ってしまっていた。」
「買い物回数を減らそうとまとめ買いをしたら、使い切れずに廃棄したり、逆にたくさんあるからとたくさん使って、予定していた日数分足りなくなったりして、結局予算オーバーになった。」
「食費を抑えるしかない!と思い、チマチマがんばって節約していたけど、結果的にはただ固定費を見直すだけでよかった。」
やみくもに頑張ったり、ストレスを感じたらアウト
先取り貯蓄額が現実的でなかったり、とりあえず食費を抑えようとしたり、家計管理や費目分けを細かくし過ぎたり…というのが失敗の原因だという声が多くあがりました。
また、頑張りすぎてガマンしたり、家族に節約を強要することでストレスがたまって、衝動買いやご褒美買いに走ってリバウンドしたという人も多いようです。
ムリして頑張っていないか?ストレスは感じていないか?頑張る方向性を見直すことも貯蓄には大切ですね。
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター224人アンケート調査 2018年12月実施