【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「樵」はなんて読む?
2019/12/07
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。今回は、漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
今回ご紹介するのは「きへん」に「焦」と書く「樵」。
これ、どう読むかわかりますか?
木に焦る……と書くんだから、杉みたいに成長の速い種類の木かな?と思ったかた、残念ながらはずれです。
たしかに、「きへん」がつく漢字には「楓(かえで)」や「柊(ひいらぎ)」など木の名前を表すものが多いですけどね。
これ、じつは木の種類ではないのですよ。でもやっぱり、木に関係のある言葉なんです。
さあ、なんて読むか、わかりましたでしょうか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてくだいね。
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正解は……
正解は、「きこり」でした!
なんだか、少し意外な感じがしますよね。木を切り倒すのが「きこり」の仕事なわけですし、「切」とかがつくのならわかるんですが……もしかして、焦って木を切っていたとか?
いえいえ、「樵」の「焦」の部分は「焦る」の意味ではなく、「焦がす」の方の意味です。「木を焼き焦がす」というところから、もともとは燃やすための木、つまり「たきぎ」を意味していました。
そこから、「たきぎをとる人」となって「きこり」と読むようになったというわけです。
というわけで、難読漢字クイズをお届けしました。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いてみて、ちょっと自慢してみてくださいね!
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。