【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「鰐梨」はなんて読む?
2019/12/17
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。今回は、漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
鰐(わに)に梨と書いて「鰐梨」。
ワニみたいなナシってなんだろう?と思いますよね。とりあえず、果物であることは間違いありません。どんな果物を思い浮かべますか?
私は最初、パイナップルかと思いましたが、パイナップルは「鳳梨」。ならばライチは?と調べると「茘枝」。
ああいったいなんだろう……と思って答えを聞いて、納得しましたね。果物だけど、果物であることを忘れがちなアレですよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は、「アボカド」でした!
サラダに使われることが多いアボカド。でもクスノキ科の木になる果実なので、れっきとしたした果物です。
ではなぜ、「鰐梨」なのかといいますと。こちら、アボカドの別名である“alligator pear”という英語の直訳なんです。英和辞典によると「ワニの生息地に生えているところから」この呼び方になったそう。
いわれてみると、日本のまるい梨よりも西洋梨の形に似ていますね。
また、昭和の半ばすぎまではアボカドのことを「わになし」と呼んでいたとか。果実の皮がワニの肌に似た感じであることも、関係しているようです。
「森のバター」といわれることもあるほど栄養豊富なアボカド。ワニってお金持ちのイメージがあるので、なんだか縁起もよい気がしてきますね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。