寝室を片づけると運気が上がる!?運気アップのコツとは

2019/07/10

人生の3分の1を過ごすとも言われる寝室。そこを整えることは人生を整えることにもつながるって知っていますか?

風水学では、住まいはそこに住む人自身を表すと考えられています。もしあなたの部屋が散らかり放題でガラクタだらけだとしたら、それは体内に毒素をため込んでいるのと同じこと。そんな家で暮らしていれば、気分は沈み、運気は下がるばかり。逆を言えば、部屋をすっきり整えることで毎日はもっと明るくハッピーなものになっていくはず。

風水コンサルタントのユキ・シマダさんに、家中の気の流れをよくできる「風水式お片づけ」の方法を教えてもらいました。

心地いい眠りは整った寝室から

ぐっすりと眠れない、朝起きても疲れが残っている…。それは寝室が居心地のいい場所ではないからかもしれません。

風水では、「寝室=寝ている間に悪い気を吸い取ってくれる場所」と考えられているので、ほかの部屋と同様にこまめな掃除や整理整頓は欠かせません。ごちゃごちゃと物があふれていたり、掃除をおろそかにしていると、それだけで悪い気を呼び寄せてしまいます。

寝室にいい運気を呼び込むためのポイントを紹介していきましょう。

ベッドの下はすっきり風通しよくさせる

ベッドの下をのぞいてみてください。長らく開けていない収納ケースだったり、いつ使うかわからないダイエット器具だったり、何年も着ていない古い洋服だったり、ガラクタがぎっしり詰まっていませんか? 

確かに、ベッドの下は収納には便利な場所。でも、ベッドの下にガラクタをため込むと、それらは気の停滞を招くため、睡眠にも悪影響を及ぼします。

ベッドの下にはなにも置かず、いつも風通しをよくしておくことが、風水では大事なポイント。そうすれば掃除もしやすくなり、埃もたまりにくくなります。

ベッドサイドに本や雑誌を置かない

風水では、ベッドサイドに物をごちゃごちゃ置くのは安眠の妨げになると考えられています。

特にタブーとされているのが、本や雑誌を何冊も積み上げること。本や雑誌は脳を活性化させるもので、やすらぎの場所であるベッドのそばに相反するものを隣り合わせておくのは、好ましくないからです。ベッドで本を読みたい人は、お気に入りの本を1、2冊ほどにとどめましょう。

同様に、パソコンや書類など仕事に関するものも寝室には置かないのがベター。どうしても寝室にワークスペースを作るなら、カーテンやパーテーション、大きめのプランツなどで場所を区切り、ベッドスペースと区別しましょう。ノートパソコンなら、眠るときに引き出しにしまってもOKです。

ベッドの配置が眠りの質を左右する

みなさんはベッドはどこに置いていますか?風水では、寝室づくりではまずベッドの置き場所から決めるほど、ベッドの配置が重要視されています。

タブーとされているのが、ベッドの頭側に窓がある配置。窓があると外からの気の影響を受けやすく、冷たい空気や風の影響で安眠を妨げる要因になってしまいます。

理想は、しっかりとした壁に頭がつけられていること。一流ホテルの部屋の多くがそうなっているのはそんな理由もあるのです。

しかし、間取りによってはベッドを動かすのが難しいケースもあると思います。そんなときは厚手のしっかりとしたカーテンで窓を覆うか、ヘッドボードが高めのベッドで頭部を保護すると、外からの気の影響を受けにくくできます。

Have a try!

□ベッドの下の物を全部出してみる
□ベッドサイドの本や雑誌を片づけてみる
□ベッドの配置を見直してみる

監修/ユキ・シマダ
風水コンサルタント・インテリアデザイナー。アメリカに20年間滞在し、主婦業の傍らインテリアデザインを学び、トップデザイナーに師事。その後ドイツで風水学の権威Dr.Limのもとグローバルな風水学を学ぶ。現在は新築やリフォームなど風水建築デザインのプロデュース、「風水ライフコーチ養成講座」の開催など多方面で活躍。『捨てるほど幸運がやってくる』(宝島社)、『運がよくなる片づけと部屋づくり』(主婦の友社)など著書多数。

撮影/田村昌裕 スタイリスト/檀上曜 
取材・文/妹尾香雪
ライター&エディター。『サンキュ!』などの女性生活情報誌、WEB、書籍などで、インテリアやお金、結婚・子育てといった女性のライフスタイルについて執筆中。

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