【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「獺」はなんて読む?
2019/12/10
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。今回は、漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
今回ご紹介するのは「獺」という字。「けものへん」の右側は「頼」の旧字体です。ひと昔前は「頼」という漢字、こんな形だったんですよー。
「獺」は画数が多いですし、「頼れる・けもの」と書くから、なんとなく強い動物を連想しませんか?
ゾウとかトラとか……でも、これらは「象」「虎」と簡単に書けてしまいますね。とは言え、超マイナーな動物でもありませんよ。多分ほとんどの人が知っている動物です。
さあ、なんと読むかわかりますか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は、「かわうそ」でした!
キュートな姿が人気のカワウソ。もっとかわいい字にしてほしかったと思うのは、私だけでしょうか。
ちなみに「頼」の部分はこの漢字の読みを表しているだけで、カワウソの性質とは無関係なんです。
難度でいうと、漢検では1級レベル。ややこしいのは、「川獺」と書いても「かわうそ」と読むこと。さらに、「獺」の字には「おそ(カワウソの別称)」「たつ」「だつ」などのいろいろな読み方もあって、漢検受験者泣かせの漢字なのです。
ちなみに、カワウソはネコ目イタチ科の動物。日本にもニホンカワウソという種類がいましたが、絶滅したといわれています。ただ、今でもたまに国内で野生カワウソの目撃情報があるのだとか。見間違いかもしれませんが、ロマンのある話ですね。
以上、難読漢字クイズをお届けしました。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。