恵方巻よりいなり寿司!?節分にガッツリ運気をあげる方法!【Dr.コパの風水解説】
2020/01/20
いつのころからか、節分に恵方巻を食べるのが流行り出しました。でも、それって風水的にはどうなの?
風水の第一人者Dr.コパに、金運と福を呼び込むための節分の正しい作法について教えてもらいました。
節分に食べて開運するのは、恵方巻じゃなくていなり寿司!
恵方巻のルーツは江戸から明治にかけて、大阪の花街で節分に商売繁盛を願って、「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」を食べたことにあるんだよ。それにならって、某大手コンビニが節分に太巻き寿司を「恵方巻」と名づけて販売するようになって流行り出したんだね。
でも風水的に、節分に食べて運気が上がるのは、恵方巻じゃなくていなり寿司。そもそも黄金色に輝き、俵型をしているいなり寿司には、金運アップのパワーがある。豆まきをして厄を祓った家に金運を呼び込むには、いなり寿司を食べること。
コパ家では節分に限らず、月に数回はいなり寿司を食べているんだよ。手づくりするのが大変なら、総菜のいなり寿司でもいいから月に何回かは食べるようにしようね。
節分に金運を上げる正しい作法
「節分に豆をまく」ことは知っていても、正しいやり方となると怪しくなってきます。厄を祓って金運を上げるための節分の作法を紹介します。
家の中心から見て「東北」から豆をまき始める
豆をまき始めるのは、家の中心から見て「東北」にあたる方角から。「東北」は、「丑寅(ウシトラ)」の方位。ウシのような角を持ち、寅のような牙を持つ「鬼」を退治するために、「丑寅」の方位、つまり「東北」から豆をまき始めます。
「鬼は外」は3回、「福は内」は4回
豆まきは日が沈んでから行ないます。窓や戸を開けて、家の外に向かって「鬼は外」と3回言い、次に家の中に向かって「福は内」と4回言います。「鬼は外」3回、「福は内」4回で、「福」がひとつ多いので、家の中に福が残るというわけです。
豆まきを終えた升を枕元に置く
豆まきに使った升に2020年のラッキーカラーのグリーン、茶色、ゴールド、ブルーの布を敷き(どれか1色でもOK)、中にアクセサリーなどの貴金属を入れます。これを枕元に置いて寝ると、寝ている間に金運が体内に宿ります。
旧暦では、節分が1年の最終日。つまり節分までが2019年で、翌日の立春からが2020年ということです。節分に豆まきをするのは、厄の大掃除の意味があります。12月の末に大掃除をするように、1年の区切りの日に厄の大掃除をするというわけです。
厄がついた家や体では金運は上がりません。厄払いをしてガッツリ金運を上げましょう。
監修/Dr.コパ 文/村越克子