「保育園落ちた」私があきらめず”自分らしい働き方”を見つけるまで
2020/03/20
服が大好きな3児のママ。サンキュ!STYLEライターの木村麻衣子です。
そろそろ働きはじめようかな…と思っている主婦の方や、小さい子どもがいるからまだ働くのは先かな…と思っているママ。今回の記事は、そんな方へ読んでいただきたいと思っています。
筆者は保育園に入れなくても、子どもが2歳のときから働きはじめました。どのようにして働き始めることができたのか?経験談とともに綴っていきます。
子どもを保育園に入れなくても働けた理由とは?
3人の子どもがいる筆者は、末っ子が2歳のときに、「そろそろ働きたい!」と一念発起。
上の子が小学生と幼稚園児、そして末っ子は当時まだ2歳。働きたくても、学童や保育園のお世話にならなければ平日に働くことは無理…。
保活と求職活動を同時に進めていたのですが、
雇用側:「保育園が決まっていない小さい子を抱えているなら雇えません」
保育園側:「保育園の待機児童で、”求職中”は優先順位が最下位。育休中のママも待機児童になっている状況なので、入園は難しいです」
という状態で、「働きたくても働けない」状況にモヤモヤを抱えながら、保育園へ入れることは叶いませんでした。
発想の転換!夫が休みの「土日」に働くことを決意
夫は、毎週土日が決まった休み。
「子どもの世話を夫に頼めば、私でも土日なら働けるのでは?」そう気づいたら即行動!
「土日だけ、社会復帰したい!わたしが仕事をしているあいだ、子どもたちをみていてほしい。」と相談したところ、こころよくOKアンドGOサインを出してくれました。
こうして、「土日のみ可」の仕事を探す日々がスタート。
出会ったのは「コンビニ早朝バイト」でした
夫に子どもをみていてもらえるメリットは、「子どもの体調不良による急な休みの心配がない」こと。
ただ、土日に仕事をするとなると、やはりいちばんのデメリットは「家族との時間が減ってしまう」ことですよね。9-17時のフルタイムや、17-22時の夕方からの仕事はつらいな…と悩んでいたある日。
「コンビニ早朝バイト募集!6-9時」この求人を見つけたときに、「こ…これだ!!」と飛びつきましたね…(しみじみ)。
速攻で応募の電話をし、面接までとんとん拍子に事がはこびました。早朝シフトはなかなか応募が来ないとのことで、土日のみの条件でも採用していただけました!
「フルタイム」にこだわらなくてよかったんだ。と気付けた!
保活をしていたときは、フルタイムの求人に応募してことごとく落ちていたので、採用されたことがすごく嬉しくて。
「こんな私にもちゃんと家庭以外に需要があったんだ!」という、社会から認められたような気持ちになったんです。
第一子出産を機に退職した筆者。3人目が2歳になるまで、約7年のあいだ専業主婦でした。久々の社会復帰、楽しみに思う気持ちと不安な気持ちが半々でしたが…
働きはじめてから現在に至るまで
週に2日、1日3時間だけ。という働き方だと「慣れるのに時間がかかる」ことが難関!
やることが多く、次のシフトの日まで間が空いてしまうため、ひととおりの業務をスムーズにこなせるまで半年ほどかかりました。
1年経つころには、「バイトが楽しい!」と思えるまで成長。2年目からは、保育園の一時保育を週に3日利用し、平日9-13時シフトを週3回増やすことに。
気の合うバイト仲間や仲のよい常連さんに囲まれ、今では週5日、コンビニ店員としていきいきと働いております。
こだわりや思い込みを捨ててみることが大事でした
子どもが小さいうちから働くためには、
「保育園に入れないとムリ」
「夫が休みの日は家族の時間が大事」
「主婦の社会復帰は難しい」
これらの思い込みを”捨ててみる”ことが、わたしの場合ですが、大事なことだった。と、振り返ってみて気付かされました。これから仕事を探すママさんへ送りたかった、わたしの体験談。心からのエールを送ります!読んでみて、少しでも心が軽くなっていただければ嬉しいです。
◆記事を書いたのは・・・ファッションライター木村麻衣子
3人育児をしながら等身大のおしゃれを楽しむママライターとして日々奮闘中。サンキュ!公式サイトにてファッション記事を担当中。
リアルなママコーデをインスタグラムで発信しています。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。