緊急事態宣言の東京都に住む主婦が感じた、外出自粛生活で「あるといい」もの

2020/04/09

主婦の身近なことならなんでも書く、東京在住、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。

緊急事態宣言の発令と引き続きの外出自粛にあたり、個人的にですが、生活にあるといいんじゃないかな、あったらよかったなと思うものを記します。

食料・日用品以外の「あるといいもの」

新型コロナウイルス感染拡大を受け、わたしが住む東京都は本日緊急事態宣言が発令されした。スーパーなどは営業するので食料日用品の買いだめは不要と、みなさんご存知かと思います。この辺りは、わたしが言及する必要はありません。

しかし、この先長期に渡ると思われる外出自粛生活で、一層のストレスや不便を感じるだろうことも想像に易いです。緊急事態宣言発令直前、外出自粛生活中の主婦であるわたしが思う「急いで買いに行く必要もないけど、案外ないと困る」と思ったものを書かせてください。

漢字ノートのストック

休校により家庭学習が始まり、一気になくなったのが「漢字ノート」。紙があればなんとでもなるのですが、いつもと同じスタイル、同じノートで学習できることは子どもの安心につながるような気がします。在庫のチェックと必要なら買い足しをオススメします。低学年のお子さんには算数のノートも必要かも。

コピー用紙

ノート同様、すぐに切れないようにしておきたいのがコピー用紙。ウェブサイトから子どもの無料学習ドリルを印刷している最中になくなると困りますよね……。また、厚い問題集やワークなどもコピーして渡すと、子どもが勉強しやすいと思います。学童保育などを利用する際にも、その日必要なだけ持たせればよく、重たい教材を運ばなくてすみます。プリンターのインクの残量も、コピー用紙とあわせて確認してくださいね。

健康維持目的の運動に使うもの

散歩やランニングなど、健康維持目的の運動。休校中の子どもといざ公園へ……となったとき、じつは親が運動用の靴を持ってなかった……という海外の話をちょくちょく見ます。本格的なランニングシューズまで買いそろえる必要はありませんが、動きやすくて汚れてもいい靴はあったほうがいいでしょう。

屋外運動をどこまでよしとするのか、一概には言えませんが、お子さんがひとりで使えるボールや単縄も見直してあげてください。

ちょっと特別なおいしいもの

「息抜きにカフェに行く」ができません。電車に乗ってスイーツを買いに行くこともできない。お取り寄せやオンラインショップも、通常通りには使えないかもしれない。いつもの気分転換の術がなくなる訳ですから、少しずつストレスがたまります。おいしいコーヒーや、ちょっと良質なおやつなどをあらかじめ用意しておくと、それらの負荷が軽減されます。

要は「おうちカフェ」の充実です。カルディでいつもより高いコーヒーを買っておくとか、日持ちする好きな焼き菓子を多めに買っておくとかでいいです。

無心になれるもの

すごく抽象的な表現で申し訳ないのですが、「こころを無にして夢中なれるグッズ」があるといいです。わたしの場合は、鉛筆とスケッチブックでしょうか。刺繍とか海外ドラマとか塗り絵とか折り紙とか、自分が好きなものならなんでもいいです。つまり現実逃避なので、家族や子どもの意向をまったく入れずマイワールド全開で。

これに関しても、100円ショップを使ったり動画配信利用だったり、今の活動範囲でムリなくそろえられるもので大丈夫です。

最後に

今って、「ありえない環境で、日常生活を過ごさないといけない」特殊な状況だと思うんです。学校もスポーツ施設も商業施設もやってないのに、会社にも買い物にも行くし、子どもも勉強しないといけない。一方で自分がやることは「外出自粛」と明確でもある。

非日常のなかで、縮小された日常を営まないといけない。上に書いたもの、漢字ノートもスニーカーもコーヒーもスケッチブックも、すべて生死には直接関係はないけど、家庭内の日常を保っていくための「ゆとり」だと思うのです。「絶対じゃないけどあるといいもの」を持っておくことで、はじめての自粛生活でイライラしたり不安になったりするのを、少しでも抑止したりコントロールできると思います。

必要なものはそれぞれ違うけれど、生活がもっとタイトになっても、ゆとりを保つ準備ができているか、一度確認してみてください。

■この記事を書いたのは…山名美穂
サンキュ!STYLEライター。主婦の身近なトピックをマルチジャンルで執筆中。ウェブ記事執筆・掲載実績多数あり。ブログ・小説も書きます。文章大好き主婦。

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