使い捨てマスクを洗わずに何度も使える!マスクカバーの作り方を解説
2020/04/17
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのわんたるです。
マスク不足の現在、使い捨てマスクを何度も利用する人が増えていると思います。使い捨てマスクって、お化粧をしていると顔に当たる部分はファンデーションがついてしまうし、外出時についた汚れも気になります。
洗って再利用したいと思っても、毛羽立ってつけ心地が悪くなりますし、何よりマスクとしての性能低下が気になります。
口の当たる部分にガーゼを入れてガーゼだけを取り替える方法もありますが、ずれてしまったりしてそれもストレス。使い捨てマスクを何度も快適に使う方法がないかなと考えていると、「マスクカバーを使うといいらしい。」と聞いたので早速試してみました。
マスクカバーって何?
マスクカバーというのは、市販のマスクをセットして使うものなんです。
筒状になったマスクカバーの横から使い捨てマスクを入れて、ゴムの部分を両サイドから出すだけなので、使い方はとても簡単です。
マスクを1日使ったらマスクカバーを外してカバーだけ洗濯します。キレイになったマスクカバーをまた使い捨てマスクにセットするだけです。
マスクカバーの作り方
このマスクカバーがいくつもあると便利ですよね。ですが、マスクは大人用、女性用、子ども用とマスクによってサイズが少しずつ違うので、小さすぎると入らないし、大きすぎるとブカブカでカバーが動いてしまうんです。
ピッタリサイズのマスクカバーがほしいなと思ったので、手作りしてみました。
ハンドメイドはあまり得意ではなく、かなりおおざっぱな性格なので、きっちりアイロンをかけて丁寧につくるのは面倒!と思ってしまう私がつくった方法なので、こんな感じでつくれるんだなと思って読んでいただければと思います。
マスクの型紙は?
まずは型紙。「この型紙があればつくれる!」というものがあるといいのですが、残念ながらありません。その理由はマスクによって大きさが微妙に異なるからです。
わが家にあったマスクを並べてみると、大人用、女性用、子ども用と大きさはそれぞれ違い、さらに右側2枚はどちらも子ども用ですが大きさが違いました。
マスクによってプリーツの数も違うので、型紙をつくるのがむずかしいんです。
型紙なしでつくる
型紙がないなら「型紙なしでつくってみよう」と思い、まずはマスクの大きさを測りました。
測るのはマスクの横の長さと、マスクを広げたときの縦の長さです。
縫い代1cmで布を切る
サイズはマスクの横の長さと、広げたマスクの縦の長さを2倍にした大きさ。これに縫い代1cmをたして布を切ります。
プリーツをつくる
布の中心がわかるように印をつけます。マスクを横に並べておいて、マスクと同じ位置にプリーツができるように止めます。本当は上から何cmのところを谷折り、山折りとするんだと思いますが、マスクと同じものができればOKと思って、測らずに止めました。
両サイドを縫う
5mmくらいのところを直線縫いします。
次に縫い代1cmのところで折り、直線縫いします。
始めから縫いしろ1cmでしっかりアイロンをかけると、縫うのは1回ですむかもしれませんが、プリーツをキレイに縫う自信がなかったので、5mmくらいのところで一度縫うことにしました。
中表にして上下をあわせる
布の表側が内側になるようにあわせて、上を縫い代1cmで直線縫いします。
ひっくり返してマスクをセット
縫い終わったマスクカバーをひっくり返すと完成です。
筒状になったマスクカバーの横から使い捨てマスクを入れて、ゴムの部分を両サイドから出します。
ピッタリサイズのマスクカバー完成
つくりたいマスクの大きさぴったりのマスクカバーが完成しました。
使い捨てマスクとマスクカバーのプリーツも同じなので、つけ心地はバッチリ!!今回は子ども用のマスクカバーをつくりましたが、同じように女性用も大人用もつくることができます。
柔らかめの布でつくったマスクカバーはつけ心地がいいので、いくつも準備しておくととても便利。使い捨てマスクを何度も快適に使えるので、ぜひつくってみてください。
◆記事を書いたのは・・・わんたる
18歳長男、10歳長女、4歳次男のママ。
料理やスイーツやパンなど、子どもといっしょにつくれる簡単レシピが得意でレシピ発信しています。
※編集部注
カバーを付ける事でマスクの通気性が落ちる、フィットしなくなるなど、マスクに期待している効果が正常に作用しなくなる場合がございます。マスクカバーは洗濯する事で物理的な汚れは落ちますが、ウィルスの除菌などを保証するものではありません。また、使い捨てマスクのくり返し利用は、購入時に比べてフィルターの捕集機能の低下を招きます。
マスクのメンテナンス方法に関しては、以下の記事も併せてご覧ください。