多くの主婦が悩んでいる「部屋の床置き問題」!?つい置いてしまう物&キレイに保つためのルールとは
2020/07/27
あなたの家は床に物が直置きされていませんか?主婦173人に、家のリビングや玄関の床は片づいているか聞いたところ、半数以上の人が「掃除した後だけ片づいている」と回答しました。
ではどんな物を、なぜ床置きしてしまうのでしょう?また、常に片づいているという人は、床置きを防ぐためにどんなことに気をつけているのでしょうか?
詳しく聞いてみました。
70%以上の人がつい床置きしてしまう!
「あなたの家のリビングの床、玄関の床はいつも片づいていますか?」の質問に「常に片づいている」と答えたのは全体の26%でした。いちばん多かったのは「掃除した後だけ片づいている」の54.3%、「だいたいいつも散らかっている」と答えた人は19.7%でした。
なぜ、何を床置きしてしまうのか?
いつも床置きされている物と、置いてしまう理由について聞きました。
「仕事バッグや幼稚園バッグ。帰って来て床に置いて、次の日持って行くまでそのまま放置してしまう」
「子どものおもちゃや学習道具、子どもが荒らした残骸……。収納場所が決まっていないし、しまう場所もない」
「子どもの宿題やプリント、教科書などいろいろ。リビングで宿題をして、そのまま放置される」
「子どもの通学カバン。2階に子ども部屋があるのに持って行くのが面倒みたい」
「子どものマンガやノートなど。またすぐ使うからだそうです」
「子どもがつくった工作物。どこにしまったらいいか悩む」
「子どものおしり拭き。すぐ使えるように」
「ひざ掛け。毎日お昼寝で使うので」
「夫や子どもに脱ぎ散らかされた服やパジャマ。脱いだ服入れにカゴを用意しているのに、なぜかそこに入れてくれない」
「夫の仕事道具。定位置にしまってくれません!」
「夫の洗濯後の服。洗濯して畳むまでは私がするけど、しまうのは自分。夫は土日にまとめてしまうので、平日は放置されています」
「ヨガマット、アイロン台、勉強道具など。気が向いたときにすぐにとりかかれるように」
「文房具などの小物や本、脱いだ服など。家族みんなが片づけに対して意識が低いんだと思う」
「段ボールのペットボトル。ストック棚がいっぱいなときに買った分は収納できずに箱ごと部屋の隅に置いてしまいます」
常に床が片づいている人が心がけていることとは?
リビングの床、玄関の床が常に片づいているという人に、床を片づけるためにやっているルールを聞きました。
「使ったらすぐに定位置に戻すようにしている」
「朝の掃除のとき、出かける前、寝る前などに、出しっ放しの物を定位置に戻したりして、部屋をリセットします」
「2歳児がすぐに散らかすのでエンドレスですが、朝起きたときに散らかってると気分が悪いので、寝る前には片づけます」
「とにかく玄関の床には置かない。帰ったら玄関で上着を脱ぎ、クロークに掛ける。カバンや鍵は指定の場所にしまう」
「家族にガミガミ言っても床置き放置状態は改善されないので、常に床に置かない状態を自分でつくって家族にわかってもらおうとしています」
「『後で』をやめて、気づいたらすぐに片づけるようにした」
「食事前、就寝前、出かける前はおもちゃを片づけるよう子どもに伝えている」
「子どもたちには片づけたらご褒美をあげることにしている」
「大きな箱で『なんでもボックス』をつくり、子どもが自分でおもちゃなど細々したものを放り込めるようにした」
「犬がいるので、床に置きっ放しにするとイタズラされるので何も置きません」
「寝る前にロボット掃除機をかけるので、必ず片づけるようにしています」
「翌日の朝に床に何もなければよしとしている」
「掃除したくないから床に何も置かない」
「物を減らした」
物の定位置を決める、出したらしまう、1日1回のリセットが大事
つい床置きしてしまう理由は、置き場所が決まっていない、すぐまた使うからという声が多くあがりました。一方、常に片づいている人の多くは、「使ったら定位置に戻す」を心がけているようです。毎回細かく片づけなくても、何でも放り込めるカゴを用意したり、食事前や寝る前など、1日1回部屋をリセットするタイミングを設けるだけでも、床に置きっ放し状態を減らせるかもしれません。
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター173人アンケート調査 2019年11月実施