【漢字クイズ】大人なら読めて当たりまえ!?「相殺」はなんて読む?

2020/09/08

自分では読めているつもりだったのに、じつはずっと読み間違えていた漢字ってありませんか?もし、読み間違えたまま、言葉に出してしまうと恥ずかしい思いをすることに…。

この記事では、そんな赤っ恥をかかないように、読めているようで意外と読めていない言葉をレクチャー!漢検準一級を持つサンキュ!STYLEライターのdanngoさんに教えてもらいます。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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「相殺」という言葉、なんて読んでいますか?

「お互いの債権を相殺する」「敵の攻撃を自分の攻撃で相殺する」などといったときに使う「相殺」という言葉。

もしかして、「そうさつ」と読んでいませんか?素直に読めば確かにそうなるのですが、間違いなんです。

さて、本当はなんと読むかわかりますか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正しい読み方は……

「そうさい」が正しい読み方でした!

「殺」という字が入っているため穏やかでない印象を受けますが、「双方から同じ程度の力をぶつけあって打ち消しあう」という意味の言葉です。

「殺」という字の音読みは「サツ」がふつうで、「サイ」という読みになじみがないため間違いやすいですよね。でも、「殺」の漢字にはもともと「サイ」という読みもあって、「けずる」「へらす」という意味を持ちます。「ころす」という意味の時は「サツ」を使い、区別していたわけですね。

「相殺」という言葉の中では「けずる」「へらす」の意味で使われているので、「サイ」と読むのが正しいのです。

なんとなく見ている漢字には、このように難しい読みのものもたくさんあります。
間違えて読んでいた人は、次から気をつけてみてくださいね!

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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