白洲迅さんインタビュー「洗濯物を干しているときに『結婚する?』って言いたいです」
2020/11/21
毎日忙しい『サンキュ!』読者を癒やすイケメン!舞台「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」でデビュー、映画「HiGH&LOW THE WORST」などの人気作に出演。10月からは人気漫画原作のドラマ「僕らは恋がヘタすぎる」で主演を務める白洲迅さんの恋愛・結婚観に迫りました!
<プロフィール>
白洲迅(しらすじん)さん
92年11月1日生まれ、27歳、東京都出身。第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストがきっかけで芸能界入り。「僕はまだ君を愛さないことができる」(フジテレビ)、映画「HiGH&LOW THE WORST」などに出演。10月25日から主演ドラマ「僕らは恋がヘタすぎる」(朝日放送テレビ)が放送中(テレビ神奈川では10月27日スタート)。
洗濯物を干しているときに「結婚する?」って言いたいです
ほわっとした癒やし系の雰囲気の白洲迅さんは、人当たりが柔らかく、その場にいる人たちをリラックスさせてくれる。主演作や人気作への出演が続いているが、ピリピリしたところが一切なく、落ち着いている白洲さんは自身のことを「おとなしいタイプ」と評価している。
「僕は男兄弟3人の長男なのですが、父がすごく厳しい人だったので、兄弟はみんな穏やかな性格に育ちました。父親が帰宅したら、みんなで部屋に逃げ込んでいたくらい厳しくしつけられたんです。大人になった今は、僕が俳優をやっていることも喜んでくれていて、一緒にお酒を飲んだりしていますけど。母もすごく強い人だったので、女性には絶対にかなわないです」。
10月25日から放送がスタートしたドラマ「僕らは恋がヘタすぎる」では思ったことをストレートに言いすぎてしまう主人公、成田洋介を演じている。恋のお相手の花(川島海荷)は逆に思ったことをなかなか言えない気づかい屋の女性。成田と花、友人の歩(塩野瑛久)とみずき(浅川梨奈)の4人がすれ違いながら心を通わせていく様が見どころだ。
「僕が演じている成田は思ったことをはっきり言いすぎて、人が離れていってしまうんですけど、僕自身もぽろっと本心を言ってしまうことはあります。あと器用になれないので顔に出てしまったりとか。自宅に帰ってから思い出して気になってしまったりするので、人からどう思われるかは気にするタイプです。ストーリーは、それぞれが抱えている物のせいで素直になれなくて、でもその抱えていた事情や弱みをさらけ出して距離が縮まっていく様子に共感してもらえるんじゃないかと思います。同性同士の友情もきめ細かく描かれているので、そこも見てもらえたら。大人になってからの友達ってすごく大切ですよね」。
また、11月27日から公開の映画「10万分の1」では難病になった少女を支える青年の親友として、高校生の役を演じている。「制服はソワソワしますけど、着られるうちは着ようかと。体育祭のシーンの撮影は自分の高校生のときを思い出して楽しかったです。ダンス部だったので、ダンスをすごく頑張りました。応援団がいたり、リレーで叫んだり、楽しかったですね。『10万分の1』は難病と闘う女の子のお話ですが、青春を思い出せるキラキラしたシーンもたくさんあるので、そこも見どころです」。
順調にキャリアを重ねているように見える白洲さんだが「先の展望は見えていない」そう。「目の前のことを一生懸命やっていますが、経験を重ねてこなれてきている感を自分で感じるときもあるので、初心忘れるべからずという気持ちで広い視野を持ってやっていきたい。慣れっていい作用を及ぼすこともあるけど、逆もあると思うので」。
そんな白洲さんの将来の理想の家庭像は「平和な家庭。子どもが2人いて、みんなでピクニックやキャンプに行きたいです。食べることがなによりも好きなので、食に興味がある女性と結婚して一緒に楽しみたいな。プロポーズは朝、一緒に洗濯物を干しているときにぽろっと『結婚する?』って言いたいです。洗濯物でお互い顔が見えないから、相手が『えっ』って洗濯物から顔を出す感じ」。
プライベートでは、最近は自宅でYouTubeを見ながらヨガをやっているそう。以前はホットヨガの教室に通っていたこともあり、主婦や年上の男性に交じって滝汗を流していた。「メンタルも整うし、単純にヨガは気持ちいいですよ。あとは時間ができたら料理もよくしています。マッシュルームパスタを得意料理にしたくて、4日連続で作ったりとか。オリーブオイルと塩と白ワインで味つけしました」。
自身でも特徴は「穏やかなところ」と言う白洲さん。「心が波立ったときに、僕が出ている作品を見て、柔らかい気持ちになってもらえたらうれしいです。マイナスイオンが出るくらいの穏やかさで見てくれる皆さんにお返しをしたいです」。
off shot!
「甘い物が好き!」という白洲さん。差し入れでもらったお菓子をぱくり。
カットソー¥9,000/リベーレ(フォーティーン ショールーム) インナー¥14,000/キート(ティーニーランチ) その他/スタイリスト私物
参照:『サンキュ!』2020年12月号「サンキュ!BOY FRIEND」より。掲載している情報は2020年10月現在のものです。撮影/岩田えり 取材・文/藤坂美樹 編集/サンキュ!編集部
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