まじりけのない安心の味!料理のプロが無印で買っているもの
2021/03/24
シンプルな家具や家電、収納グッズ、衣料品などが定番の無印良品ですが、ここ数年は食品コーナーもどんどん商品数を増やしています。レトルトカレーやスープの素、お茶などを食べたことがある人も多いかと思います。
今回は無印良品の食品コーナーでひっそりと人気を集めている日本人の定番の味をSSS-Style+でフード部門を担当している調理師のタナカ*タカコさんに紹介していただきます。
まじりけのないおいしさは、安心の味
福井県産の紅映梅(べにさしうめ)を使用してつくっている無印良品の「ねり梅」は、原材料に梅、塩、しそのみを使用した正真正銘の梅干し。丁寧につけ込んだ梅干しから種をとり抜き、ペースト状にしたものがパック詰めされています。
紅映梅(べにさしうめ)はその名のとおり果実が鮮やかな赤色に染まり、芳香を放ちます。種が小さく果肉が厚いため、梅干しに適した品種とされています。
120g入りで390円(税込)。このパック1つに何粒の梅干しが使われているのだろうと想像するととってもお買い得な商品です。
しぼりやすいふと口のチューブで、果肉がやわらかいので、出しすぎを防ぐためにも上向きでしぼりだし、清潔な箸などでつまみ取るようにすると必要量をむだなく使用できます。
梅味で春を感じる食卓に
シンプルにおにぎりの具として使うのももちろんおいしいのですが、肉や野菜と合わせることで、酸味と彩りが春らしさをプラスしてくれる料理になります。
蒸しささみの梅ワサビのせ
蒸し焼きにしたささみに、ねり梅とわさびをのせて食べる。焼き鳥屋さんや居酒屋などでも見かけるメニューです。
ホイルに包んでフライパンの上で蒸し焼きにします。ゆっくりと加熱することで、パサつきを防ぎ、ふっくらと仕上げます。梅とワサビの組み合わせが、春らしさ満点です。
<材料>
・ささみ 4本
・玉ねぎ 1/2個
・塩少々
・ねり梅 お好み量
・わさび お好み量
・大葉 2枚
1.ささみは2cmほどの長さにぶつ切りにします。
2.玉ねぎは薄くスライスして、アルミホイルの上にのせます。
3.たまねぎの上にささみを並べ、塩をふります。
4.アルミホイルを折りたたみ封を閉じます。
5.フライパンの上にのせ、ふたをして、弱火でゆっくりと加熱します。
6.火が通ったら、ねり梅とわさび、刻んだ大葉をのせて完成。
ゆでほうれん草の梅おかか和え
材料は、ゆでたほうれん草と、ねり梅、かつお節、刻みのりだけ。それぞれをお好みの量混ぜ合わせただけで完成!
定番の梅とかつお節、梅と海苔の味を両方合わせた最強の組み合わせです。野菜はほうれん草以外にも、小松菜やチンゲン菜、水菜などお好みの野菜でOK。ねり梅、かつお節、海苔の最強トリオ和えをぜひお試しください。
ねり梅は、スーパーやコンビニなどの調味料コーナーでも多く見かける定番調味料ですが、無印良品のねり梅は、とにかくなめらかで、くちどけがいい!
それなので、お湯に溶かして飲んだり、納豆にしょうゆ代わりに混ぜたりと調味料としてとっても使いやすいです。梅好きのみなさん、ぜひ一度、無印のねり梅をお試しください。
◆執筆/調理士 タナカ*タカコさん
サンキュ!公式インスタグラマー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。