みかん農家にはみかんの皮を○○する!?目からウロコの食べやすすぎるみかんのむきかた
2020/12/11
野菜ソムリエプロでサンキュ!STYLEライターの小島香住です。
少しずつ冬の気配が感じられるようになってきましたね。寒い日には「こたつでみかん」いいですよね。
子どものころにはヘタをはずして線を数え、「◯房入ってる!」なんてやったものです。
ところでみなさん、みかんはどのようにむいていますか?
今回は、みかん農家から教えてもらったむき方をご紹介します。
みかん農家はこうやる!
多くのかたが、みかんを手に取り何となくそのままむくのではないでしょうか?
みかん農家はまずみかんをひっくり返してむきます。というよりは「割く」んです!
初めて聞いたときは、目からウロコでした…!
親指を中心のへこみの部分へ当てたら…
左右に割いていきます。
向きを変えて…
割きます。
もう半分も割きます。
房を取り外す
下から上に向かって、皮から小房をはがして取り出します。
取り出せました!
なぜ下から割くと食べやすいの?
上からむこうとして、硬いヘタがあって指が入りにくかったり、筋が引っかかってうまくむけなかったりした経験はありませんか?
みかんはヘタの裏側から白い筋が伸びています。下からむくことで、筋も皮に残って食べやすくなるのです!パカッときれいに割けやすく、皮がバラバラと散らかることもありません。
白い筋には、食物繊維やヘスペリジンというポリフェノールの一種が含まれていて、お通じ改善などにも効果が期待できます。きれいに取ってしまわずなるべく食べるようにしましょう。
果物も意識的に食べよう!
現代人は野菜不足!1日350gが目標量!というのは、だいぶ聞き慣れてきているとは思いますが、実は果物の摂取量もたりていないのです。
果物の1日の摂取目標量は200g。みかんだと約2個分です。
包丁でカットする手間もなく、手で簡単にむいて食べることができるみかん。食後のデザートに、おやつやリラックスタイムにぜひ意識的に食べるようにしたいですね。
◆記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。