洋服を200着から60着に減らした経験のある、元片づけられない整理収納アドバイザーで、サンキュ!STYLEライターのnocoです。
現在は片づけが苦手なかたの整理収納サポートを仕事にしています。今回は汚部屋を脱出したいかたに向けて、片づけられない3つの思考の癖について解説していきます。
片づけられない3つの思考の癖
1 片づけを一気にやろうとしてしまう
2 どうせ片づかないならやりたくない
3 散らかってしまうのは人のせい
1 片づけを一気にやろうとしてしまう
なんでも一気にやるのは大変ですよね。
片づけも散らかりきった部屋はお手上げでも、少しだけ散らかった部屋なら片づけることは簡単です。しかし、汚部屋に暮らすかたは、あとでまとめてやればいいやと思ってしまう。
ハサミを使ってすぐにペン立てにもどす、これなら数秒でできますね。
しかし、もどすモノが多くなると大変です。数日間放置しただけで汚部屋まっしぐら。
わが家の子供部屋も注意していないとひどいことになります。半日や一日かけてまとめて片づけるのは片づけプロの私でもつらい。せめて一日1回はモノをもどしてみる。それを続けることで一気にまとめてやらなくても片づく家になります。
2 どうせ片づかないならやりたくない
「どうせできないならやりたくない」
と片づけを最初からあきらめてしまっていませんか。
意外なようですが、片づけが苦手なかたには完璧主義のかたも多いです。
目の前の明らかなゴミをゴミ箱に入れることから始めてみましょう。小さな積み重ねの結果散らかりにくい家になります。少しずつでもモノを片づけていくと変わっていきますよ。
3 散らかってしまうのは家族のせい
家が散らかるのは元気に家族が動いているから。
わが家でも子供たちは部屋をよく散らかすのでイライラすることもあります。
でも、散らかってしまうのはある意味仕方ないこと。
本当に問題なのは散らかることそのものではなく、散らかったあとに片づけられないこと。しまう場所があればちゃんと片づきます。片づけ方法はむずかしくないですか。モノは多すぎませんか。モノの住所はありますか。
お子さまや旦那さまが散らかして困るというお宅にお伺いすると、ご自分のクローゼットがぐちゃぐちゃ、キッチンが散らかり放題の方もいらっしゃいます。
まずは自分でできるところから。耳が痛いかたもいらっしゃると思いますが、家族のせいで家が片づかないと言っている限り、部屋は一生きれいにはなりませんよ。
この記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで元片づけられない整理収納アドバイザーのnocoです。片づけで暮らしをラクに楽しくをテーマに整理収納サポートや発信活動をしています。
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