夫のものが多くてストレス!これ以上ものを増やさせない心理作戦とは?

2021/07/25

8坪の狭小住宅3階建てに家族4人で住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリストのmiokoです。

私の夫はものを捨てるのが苦手です。我が家のように、妻は捨てたいのに夫が捨てられないタイプのご家庭だと(又はその逆)お互いにストレスを感じる場面が多々ありますよね。

そこで、ある方法を実行したら、夫のものが増えにくくなる効果がありました。しかも自ら片づけてくれるように。ものを捨てられない夫に、これ以上ものを増やさせないようにする心理的な作戦をご紹介します。

勝手に捨てるのはダメ

夫が溜め込んだものを捨てたい妻は、生活スペースを占領している夫のものを見るたびにイライラするもの。しかし、大前提で人のものは勝手に捨ててはいけません。信頼にもかかわるので気を付けて。

万が一、捨てたことが夫に知られれば、今後、片づけ=捨てられると思ってしまい、片づけに協力してくれなくなります。片づけ(不要なものを手放す)は、本人の自覚がないまま単にものを手放すだけでは何も解決しないのです。夫の心を置いてけぼりにしてはいけません。

これは不要なものだから手放すんだ!と、夫本人が納得してカタを付けないと結局同じことの繰り返し。片づけはマインドが大いに関係しているのです。ものを増やすのは簡単ですが、減らすのは心のハードル(もったいない、いつか使うかもという思い)があるので大変なのです。

心理的な作戦とは?

我が家の貴重な収納スペースは夫が使用

我が家の場合は、夫のスペースを作り(夫専用の部屋があれば最高)その中で収めてもらうことをルールにしました。リビングにも一番使いやすい場所に夫専用のスペースを設けています。その中で自分で管理してもらい、私は口出ししません。ただし、溢れたらスペース内に収めてもらいます。

通常、スペースの不平等さは不満につながるものです。妻の方がスペースが狭い!と嘆きたくなる気持ちは分かりますが、私は逆にこれを利用しています。

我が家は収納が非常に少ないのですが、そんな貴重な収納のウォークインクローゼットを全て夫が使っています。私はイケアで小さなワードローブを購入しました。持ち物の総量で見ると夫が8割、私が2割位の割合です。

夫は自分の方がかなり広いスペースを使っていると自覚しているので、こちらからの片づけの要望をあっさり聞いてくれるようになりました。変な言い方ですが、貸しができたという感じです。そして、ウォークインクローゼットには夫のものしかないので、責任を持って綺麗に使ってくれるようにもなりました。

相手を変えようと思わないこと

人の考えはコントロールできません。自分がコントロールできないことに、いくらエネルギーを使っても精神的に消耗するだけです。ものを捨てるのが苦手な夫に、強制的に捨てさせるのは、お互いに骨が折れます。
しかし、自分の考えは変えることができます。ある日突然180度考えが変わることもあります。ただ、自分ばっかり折れていてはストレスが溜まりますよね。なので、お互いが折り合える着地点を見つけるのです。

まとめ

◆記事を書いたのは・・・mioko
建坪8坪の狭小住宅3階建てに住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリスト
12歳と7歳の女の子の母
狭いスペースですっきり暮らすコツ、部屋を広くみせるポイント、片づけが苦手な家族のための収納などを発信中!

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※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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