もう挫折しない!汚部屋の住人からミニマリストになれた「片付けの順番」とは?
2021/09/16
足の踏み場ない汚部屋からミニマリストになり、人生変わった主婦「ますみ」です。
私は過去に何度も片付けに挫折した経験があります。片付けって簡単そうに聞こえますが、苦手な人にとっては精神的にキツいし、体力だって必要です。
そんな私が片付けに成功できたのは、これまでとは違う「片付けの順番」にしたから。
その方法をご紹介します。
片付けの順番1 まずは「引き出しひとつ」から
片付け始めに「どこから手をつければいいのかわからない」と悩んでいませんか?
汚部屋時代の私はそうでした。中途半端に手をつけると綺麗になっているのか成果がわかりにくく、モチベーションも上がらないですよね。
そこでおすすめしたいのが、まず「引き出しひとつ」を片付け終えること。小さなスペースは中身を全部出して「要る・要らない」の練習がしやすいですし、何より片付けられた達成感を味わうことができます。
苦手なことへの挑戦に「成功体験」は強い味方になってくれます。小さな「できた」を積み重ねましょう!
片付けの順番2 目につくものを片付けて勢いをつける!
次に、手当たり次第「目につくもの」を片付けて、部屋全体をすっきりさせます。不思議なもので、1でプチ成功体験を積んでいると、勢いをつけて片付けることができます。
「終わる気がしない」とネガティブな気持ちでの片付けは苦行。一方、達成感によって前向きでいられたら、少しずつ整っていく部屋の様子に楽しくなってきます。
「目につく=目立つもの」がなくなると全体の印象が大きく変わり、モチベーションも維持できます。
片付けの順番3 床置きのもの
更に片付けを加速させるには「床に直置きしているもの」に取り掛かるのがおすすめです。
目に見えて成果を感じられ、この後の細々とした持ち物のための広い作業スペースを作れます。
積み重ねた雑誌、不用品が詰まった収納家具など、手放す候補を一ヶ所にまとめるだけでもOK。処分が大変な大きい家具は、リサイクルショップの訪問買取で一気に手放すのがおすすめです。
この段階で窮屈だった部屋に「余白」ができ、持ち物を減らすメリットを感じられるようになります。同時に「手放した後、後悔することはほとんどない」と実感します。
片付けの順番4 衣類とコスメ
持ち物の中でも圧倒的に所持数が多い衣類とコスメ。「まだ使えそう」「高く売りたい」など、理由を見つけやすいのが厄介ですよね。私自身、汚部屋時代に何度も片付けようとしましたが、全く進まず終わりました。
そこで一大決心し「今使う服・コスメ」と「デートに着たい服」だけ残すと決め、それ以外は全て処分!あれだけ渋っていたのに、すっきりしたクローゼットとメイクボックスを見たら、後悔することはありませんでした。
身に纏うものがお気に入りだけになると、毎日がとても楽しくなりました。
片付けの順番5 詰め込んでいるもの
片付けが苦手な人あるある「とりあえず詰め込んであるもの」もなかなか手強いですが、これまでのスキルを駆使すればスムーズに手放せるはずです。
一旦床に全てを広げ「要る・要らない・保留」に分けて、保留は「一時保管BOX」へ。決心がつかないのに無理やり手放すのはストレスになるので、一時保管BOXにしまっておき「なくても大丈夫」という裏付けができてから処分。
何が入っているかわからない箱や引き出しが片付くと、想像以上にすっきりします。目指せ!全ての持ち物を把握し、お気に入りしかない部屋へ。
片付けの順番6 貴重品、書類
貴重品と書類は全部いつか使いそうな気がして、手放すのが難しいですね。しかし、意外にも手放して問題ないものが多いです。
例えば書類は、ネット上で全く同じ内容を確認できる場合が多く、個人的な内容でも「スキャンや写メでデータ化」して確認することができます。この方法で溜まりに溜まった貴重品や書類をかなり減らせると思います。
汚部屋時代、訳もわからずとっておいた膨大な書類が、今では薄いクリアファイルに収まるようになりました。
片付けの順番7 思い出の品・コレクション
片付けで最大に難易度が高い「思い出の品々」は、これまでの片付けで身に付けたスキルを最大に活かしましょう。ここまで片付けが進むと、日々の生活の中で活用・管理できる持ち物の数は、そう多くないことが感覚的にわかるようになります。
思い出の品こそただ持っているだけでなく、大切にできる量に減らす方が身も心も楽ですよね。次にいつ開けるかわからない箱に詰め込まれているより、すっきりと美しく並んでいる方がモノも人も心地よいのではないでしょうか。
コレクションも同様で、今の生活に本当に必要かを考えるため、「管理の手間」と「すっきりした空間」のどちらが大切かを比べることをおすすめします。きちんと自分の中に手放すメリットを見つけられたら、優しい気持ちでお別れできると思います。この方法で最終的には卒業アルバムを全て手放しました。
無理なく、楽しく、片付けましょう!
私は以上の7つの段階を経て、汚部屋を卒業してミニマリストになりました。5年経った今でもリバウンドすることなく、すっきりと暮らしています。
これまでご紹介した片付けの順番で大切なのはこの2つです。
・途中で挫折しない、モチベーションを維持の工夫
・少しずつ片付けスキルを上げ、無理なく手放す
この2つは片付け中のメンタルをとても楽にしてくれるので、片付けが苦手でも最後まで投げ出さずにいられました。
「片付けたいけど、いつも途中で挫折してしまう」という方は、片付けの順番を変えてみると、最後までやり切ることができるかもしれませんよ。
◆記事を書いたのは・・・ますみ
小6&0歳の男の子を育てるワーママ・ミニマリストが、実体験をもとに「暮らしの工夫」をお届けします。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。