片付けたい気持ちはあるのに、いつも途中で挫折してしまう…。その原因は、「きっちり完璧にやらなきゃ」という思い込みにあるかもしれません。
そこで今回は、無理にがんばらなくても部屋が整う“やらない片付け”の習慣を紹介します。片付けが苦手な人でも続けやすい、3つのマイルールで、自然と片付いた暮らしを目指してみませんか?

1. 「毎日5分だけ」で片付ける
一気に片付けようとするとハードルが高くなり、途中で挫折しがち。そこでおすすめなのが、「毎日5分だけ」と決めて取り組む方法です。
キッチンの引き出しひとつ、本棚の一段だけなど、小さな範囲を少しずつ整えることで、負担感なく継続しやすくなります。「短時間でも進んでいる」という実感がモチベーションにもつながります。
2. まずはいきなり動かず「計画から」
片付けが苦手な人ほど、やみくもに始めてしまいがち…。
でも、最初に「どこを」「どうしたいのか」を紙に書き出すことで、無駄な動きが減り、スムーズに片付けが進みます。
理想の部屋や使い勝手をイメージしながら、「この引き出しは文具だけにする」「玄関にはカバンを置かないようにする」など、目的を明確にすると、迷いなく手を動かせるようになります。
3. 家の中に入れるモノこそ見直す
片付けをしても、モノがどんどん増えてしまうと意味がありません。まずは“入ってくるモノ”を意識するのが大切です。
買い物の前に「本当に必要?」と立ち止まる、無料でもらえるモノは安易に受け取らないなど、家に入れるモノを厳選することが片付いた状態をキープする第一歩になります。
減らす事ばかりにフォーカスするのではなく、家に入ってくるモノにも気をつけましょう!
片付け上手な人ほど、「がんばらない仕組み」を上手に取り入れています。完璧を目指すのではなく、ちょっとした習慣を変えるだけで、片付いた暮らしは十分実現できます。
無理なく、気負わず、毎日の中に片付けの仕組みを取り入れてみませんか?
■執筆/持田友里恵…片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集部/サンキュ!編集部