ズボラでも続けられた収納テク3つ!キーワードは「ざっくり」「出しっぱ」「浮かす」

2021/11/22

収納をきれいにしても、すぐに元の汚い部屋に戻ってしまう…そんなズボラさんに向いている収納テクをご紹介します。キーワードは「ざっくり」「出しっぱなし」「浮かす」なんだそう。

片づけを通じ心のゆとりを得る方法を発信する整理収納アドバイザーのあいりさんに教えてもらいました。

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キーワード(1)「ざっくり」

言葉のとおり「ざっくり収納」をしてしまうということなのですが、この「ざっくり」には2つの意味があります。

適当に入れるという意味の「ざっくり」

ひとつめの意味は、収納ボックスの中に、ポンと適当に入れるという意味の「ざっくり収納」。

ひとつの例ですが、わが家では上の写真のように、こまかく仕切られたスペースに、靴下やハンカチなどの小さいアイテムを丸めてポンと入れています。不思議と散らかったように見えないので、このような収納だとズボラでも自然と続けられます。

大まかなグループで収納するという意味の「ざっくり」

オフィスツール
baibaz/gettyimages

もうひとつの意味は、こまかいカテゴリに分けずに、大まかなグループにして収納するという意味のざっくり収納です。

整理収納をはじめると、ついこまかくカテゴリ分けをしたくなりますが、実際に使っているうちにこまかい分け方だと片づけが面倒になってきます。

例えば、文房具の「ペン」「消しゴム」「はさみ」「のり」を別々の引き出しに入れるのではなく、あえて同じ引き出しに入れてしまうというのも、ズボラさんにとっては効果的です。よく使うものたちをグループにしておくのです。

別々の引き出しだと戻すのが面倒だから~と片づけが後回しになってしまうかもしれませんが、一度にサッと戻すだけなら今片づけておこう!と思うかもしれません。

キーワード(2)「出しっぱなし」

間違っても、つくえや床にものを出しっぱなしにするという意味ではありません。

ものの定位置を引き出しの中など見えないところにするのではなく、ふだん生活するなかで目にするようなところに決めるということ。使う場所の近くに定位置を決められるとなおよいです!

この「出しっぱなし収納」のよいところは、ワンアクションで取り出せるところです。ズボラさんでも続けられやすい収納テクなんです。

出しっぱなし収納例1「冷蔵庫横のおそうじ道具」

わが家では、冷蔵庫の横にフローリングワイパーやハンディモップなどのおそうじ道具を吊り下げています。

見栄えはよくないかもしれませんが、部屋の汚れが気になったときにすぐに手にとり掃除できるので、掃除の頻度が格段に上がりました。

また、片づけるときのストレスがほとんどないので、掃除の後、サッと元の場所に戻せます。

出しっぱなし収納例2「ダイニングのイスに家計簿」

記入するのを忘れがちな家計簿は、座ったときに目に入るように、100均のアイテムを使ってイスに取りつけた収納袋に入れています。家計簿といっしょに、ペンや電卓も収納しているので、自然ときちんと書くようになりました。

キーワード3「浮かす」

お風呂場や洗面所などの水まわりで効果的な、浮かせる収納は、ワンアクションで取り出せるだけではなく、掃除のときにいちいちものをどかす必要がないので、掃除しやすいというメリットがあります。

さらにもし掃除をサボってしまっても、ぬめりなどが発生しづらいので、代償が少なくてすみます。それを一度知ると浮かせる収納は止められなくなりますよ。

浮かす収納例「洗面収納」

毎日使う洗面グッズは、ワンアクションで取って戻せるようにしています。この収納方法をずっとやっていますが、リバウンドしないのでオススメです。

3つの収納テクに共通すること

ズボラでも続けられる収納テクのキーワード3つ
・ざっくり
・出しっぱなし
・浮かす
に沿った収納例をご紹介しました。

ご紹介した収納テクに共通するのは、『片づけるときの手間が少なくすむ』、『丁寧に片づけなくても大丈夫』というところです。

ものを取り出すことは自然とするのに、片づけるのってなぜか面倒くさいスイッチが入ってしまうものです。なので、片づけるまでのアクション数が少ない方がいいです。

また、「丁寧にやる」ということが苦手なズボラさんには、ある程度適当にやっていても成立するような収納にしておくことが、スッキリと暮らせるコツかもしれませんね。

■執筆/あいり…片づけを通じ心のゆとりを得る方法を発信する整理収納アドバイザー。マイホームへの引っ越しを機に整理収納に目覚め、日用品・ベビー用品収納などが得意。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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