「イライラ片づけ」やめた人からうまくいく!

2017/10/22

片づけを頑張っているのにキレイにならないと困っているなら、その頑張りは間違っているかも。今回は片づけのプロが、よくある“イライラ片づけ”=“間違った片づけ”にアドバイス! 本当に片づく解決テクニックで、毎日のストレスから卒業しましょう

イライラ1 :「いつも出しっ放し!使ったら元に戻して!」

リモコン、つめ切り、薬、いつも「使ったらすぐに元に戻して」って言っているのに出しっ放し。毎日同じこと言うのって疲れる(涙)

アドバイス: 出しっ放し=いつも使うもの。しまわないのが正解です

いつも出しっ放しということは、それを毎日使っている証拠。であれば、離れた所にいちいちしまうほうが面倒なことも。よく使う場所で管理すれば、毎日「しまって!」と怒るストレスから解放されます

解決テクニック: “いつも使うものセット”にまとめよう

種類別に分けずに、小さな箱やかごで”出しっ放しアイテム”をまとめて管理。すぐに手が届く場所に置けば、取るのも戻すのもラクなのでキレイが継続します

イライラ2 :「おもちゃ箱、きちんと箱で分けたのに使ってくれない!」

色別、形別、素材別……、おもちゃの収納分け完成☆ でもせっかく決めたのに、違う場所に片づけるし、ルールもめちゃくちゃ! もー!

アドバイス: その収納方法はママの自己満足かも。 子どもの希望を聞いてみよう

年齢によっても異なりますが、細かく分けたい子もいれば、箱に放り込むのが合っている子もいます。自発的に片づけてほしいなら、ママの希望を押し付けるより子どもと確認しながら収納場所を決めるのが近道。

解決テクニック: 遊んでいないおもちゃ用BOXをつくると便利

おもちゃは増えがちなので、「最近遊んでいないおもちゃBOX」を作っておくと便利。レギュラー陣と混ざらないので、子どもに必要か確認しやすく、手放すのもラクになります。

イライラ3: 「文房具の共有スペースがあるのに戻してくれない!」

家族で使う文房具は、共有の棚で管理するのが常識。引き出しごとの細かいラベリングも頑張った! だからみんなー、元に戻してー!

アドバイス: 本当にみんなで使ってるもの? どこでだれが使うか確認

文房具=共有物、と思いがちだけど、実はそれぞれ使っている人が限られていることも。むりに指定した場所に戻してもらうよりも、その人が使いやすい場所で管理するほうがお互いにストレスもたまらず◎

解決テクニック: 使う人や場所ごとに管理しよう

子どもには学校用に筆箱があるように、家族それぞれに「家で使うものセット」を管理するのもおすすめ。また、「玄関で使うはさみ」など、特定の場所でよく使うものは場所ごとに管理するとラク

イライラ4: 「バッグ置き場はここじゃないって言ってるのに!」

せっかく寝室と子ども部屋にバッグ置き場を作ったのに、いつも全然違う場所に置きっ放し! 何度言ったら直してくれるの!?

アドバイス: そこを置き場にしたら? 習慣に合わせるほうがラク

よくバッグを置きっ放しにされる場所があるなら、そここそが本人が置きやすい場所。むりに行動を変えさせるよりも、そこを正式な置き場所に指定するほうがお互いにストレスがなく片づけられる近道です

解決テクニック: 余ってるいす、S字フックがあれば置き場が作れる

バッグを床置きされるのが嫌だったら、使っていないいすや台を置いたり、近くの壁や棚にS字フックなどを取り付ければOK。目印をつければ、たちまちバッグ置き場の完成です

片づけで大切なのは、「物を収める」ことではなく「物が使いやすい」こと。片づけ本やSNSでテクニックだけをまねるのではなく、家族が使いやすい収納を目指すことが、イライラせずに毎日を快適に暮らせる秘訣のようです。

参照:『サンキュ!』11月号「イライラ片づけやめた人からうまくいく!」より一部抜粋 監修/すはらひろこ(Allabout収納ガイド) イラスト/伊藤美樹 


▼出下(Idee)

記事を書いたのは・・・

Idee(サンキュ!編集部員)

オールジャンルを担当し、全国を取材で駆け回る若手(弊社比)編集部員。診断、テスト、チャート式など、オリジナルの「楽しい仕掛け」をつくるのが得意

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