朝、着たい服が秒で選べるクローゼット。無駄な服も買わなくなって最高。ぜひ試してみて
2022/11/08
乱れない、増えないのはやっぱり"掛ける"収納でした。たたまず掛けるが主流になりつつありますが、やはりメリット大!朝の服選びがラクになるクローゼットはこちら。リアルクローゼットを大公開します。
<教えてくれた人>
林智子さん
45歳で中3の女の子のママ。クローゼットオーガナイザー、ライフオーガナイザー認定講師。アパレル販売員時代は1000着以上保有していた元片づけベタ。
トップスからコーデを決めるから、中央に掛けると迷わない
掛ける収納なら全てが見える化できるので、好きな服だけに厳選できるという林さん。「着ない服を掛けても意味がない!今の自分に似合う服に絞り、1軍のトップスを中央の取りやすい場所に掛けると、コーデが即決できます」。
林智子さんのリアルクローゼットを公開
アクセサリーも服の一部と考え、この位置に。
1軍のバッグはじか置き、その他はボックスに
バッグはクローゼットの上段が定位置。よく使う物はじか置きに、使用頻度が低い物はボックスに立てて収納すれば取りやすい!
しわになりにくくかさばる服は、あえて掛けない
デニムやローゲージのニットなどは、掛けるとかさばるので引き出しに。高さを合わせてたたみ、立てて収納。しわとも無縁。
ハンガーはそろえて、数を決めると整う
ニトリの物を使用。ハンガーの数を絞れば、自然と少数精鋭のクローゼットに。持っている服の数を把握できるのもメリット。
"グラデーション収納"で服選びがラクに
洋服は色別に、グラーデションになるように収納。「似たような色がたくさんあるな」「この色は買い足したいな」など、買い物の失敗がなくなり、着たい服がすぐ探せるように!夫も同じ掛け方で、服を減らすことに成功。
瀧本真奈美さん(愛媛県 52歳)
パンツも色別に掛ける。
「毎日つい手に取る服」を選抜して掛ければ、秒で取り出せる
よそ行きの服ではなく、日頃よく着る服のみを掛ける仕組みに。忙しい朝に、コーデが一瞬で決まるのが◎。シーズンオフの服やごくたまに着る服は、取りにくい上段のボックス収納でも問題なし!
水谷妙子さん(東京都 39歳)
処分予定の服は「さよなら引き出し」に。
子どもが出し入れしやすい高さに!
上着はハンガーに掛けて干し、そのままクローゼットに。子どもが届く高さのポールにしているので、自分で取るのもお手の物。下着は浴室に近いリビングの隅の棚に置いておくと、着替えがスムーズ。
トトトさん(神奈川県 38歳)
肌着とパンツは一緒にたたんで、セットにして、浴室近くに。
きょうだい分を1カ所にまとめれば、戻す手間が最小限に
きょうだい3人分の服を集約。「この横1列はTシャツ」といったぐあいに決めてラベルを貼れば、洗濯後に戻す作業が大幅短縮!「浅めの棚に少ない量」だから、たたまずにしまっても重ならずに見渡せるので「あれどこ?」なし。
水谷妙子さん
浅いから、投げ込んでも下に潜り込まない。
参照:『サンキュ!』2022年11月号「収納アイデア事典」より。掲載している情報は2022年9月現在のものです。構成・文/草野舞友 撮影/天野良子、上原朋也、大森忠明、小野田陽一、片岡祥、キムアルム、木村文平、小林キユウ、砂原文、高杉純、林ひろし、山口明、山本あゆみ 編集/サンキュ!編集部