「定期的に買い替えるが正解」長く使いすぎちゃダメ!じつは劣化しやすい生活グッズ4選
2024/04/02
多少調子が悪くても、「また使えるから」という理由で気にせずに使い続けるものも多々あります。
しかし、中には長く使い続けると思わぬ事故に繋がる可能性もある危険なものもあるとか。
シンプリストうたさんに、「じつは劣化しやすい生活グッズ」について教えてもらいました。
延長コード
延長コードは、買い替えどきが分からなくなりがちなもののひとつですが、長い間使い続けていると配線の劣化から、感電や火災の原因にも繋がってしまうこともあります。
一部でも調子が悪いと感じ始めたら、すぐに使用を中止しましょう。
電気安全上の配慮から、メーカーは3年~5年で交換することを推奨しているので、10年も20年も使っているご家庭は注意が必要です。
こたつのコード
こたつの購入時にセットになっている電源コードですが、こたつのヒーターよりも先にコードの寿命がくる可能性が高いです。
こたつの電源コードは長いがゆえに、無意識に踏んだり引っ張ったりすることもあるため、見えない部分が断線している場合も珍しくはありません。定期的な点検が必要です。
こたつのコード単品は、通販やホームセンターで1,000円〜3,000円ほどで購入することができますよ。
少しでも異変を感じたら買い替えるようにしましょう。
充電ケーブル
365日使う充電ケーブルも劣化しやすいもののひとつです。
先が折れたり、中の配線がむき出しになってきたら要注意です。感電や発火の原因にも繋がります。
ビニールテープで巻くなどの応急処置もやめ、早急に新しいものと交換をしましょう。
カセットコンロ
カセットコンロは、使用頻度も少ないため、壊れるまで買い替えないという人も多いのではないでしょうか。
長く使い続けていると、経年劣化によりガス漏れのリスクも高まり、思わぬ事故に繋がることもあります。
カセットコンロの寿命は、製造年から約10年と言われています。
購入時点で、製造年数や買い替え時期などを本体に書いておくと安心です。
危険性のあるものは壊れていなくても定期的に買い替えて
怪我や火事になる原因になりがちなものは、もったいない精神で使い続けていたら取り返しのつかない事態になることも。
買い替え時期については、メーカーの公式サイトや購入時の取り扱い説明書で記載されている場合もあります。
不明な時は、購入時に購入店舗に問い合わせるなどして、事前に買い替え時期の目安を把握しておくと安心です。
使用状況によっても寿命は変わるので、少しでも異常を感じたら使用をやめましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部