必要なアイテムは100均ですべて揃う!整理収納のプロが子どもと一緒に始める書類管理のポイントを解説

2023/05/08

新生活がスタートしてたくさん入ってきた書類。職場だけでなく家の中の書類も気にしないとすぐに溜まってしまい、探し物が多くなります。ママの毎日は大忙し。ついつい「後で!」とプリントが平積みになったりしていませんか?その中からお目当てのものを探すのはとてもストレスです。

もしお子さんが自分できちんと管理してくれたなら、ママもラクラクですよね。自分でできるのは子どもにとってもうれしいこと。プリント管理からも、選ぶ力・想像する力・継続する力も育まれます。

はじめは決まったフォルダに入れるところから初めて、ゆくゆくは自分で管理。そんな子どもの成長を育む「親・子のプリントお片づけ」はじめてみませんか?

整理収納コンサルタント&親・子の片づけマスターインストラクター、二級建築士、キッチンスペシャリスト、インテリ...

>>>小堀愛生の記事をもっと見る

紙のままでの保管は何と言っても個別フォルダが便利!

おすすめはファイルボックス&個別フォルダを使ったプリント管理です。

もちろん近年はアプリなどもたくさんありますが、スマホを持たせていない年代のお子さんがいる家庭では、アプリで管理も難しい。そのような場合は紙で手元に来たものは紙で保管がおすすめです。

データ配信で手元に来るようなお知らせも多い時代ですので、データで来たものはデータで保管がおすすめです。ゆくゆくお子様もスマホやタブレットなどを持つようになったらデータのみの管理にシフトできるよう、小さなうちから自分に関する情報の管理をする機会を設けることがおすすめです。

個別フォルダは1つ山~5つ山まで幅広く販売していますが、収納する書類の分類(目的、人別、費用頻度別、時期別など)によって選ぶのがポイント。

例えば、省スペースに1つのファイルボックスで家族分の書類を管理したい場合は、人別に列を分けることができるように人数分の山があるものを選ぶ方がよいでしょう。

筆者が利用しているのはセリアの「A4個別フォルダpp製」。2枚入りで110円です。

紙製と比べて耐久性があり、ラベルを張りなおしても傷みにくく、汚れも拭いて落とせて長く使えるのがうれしい。色は黒、グレーの2色あります。

家族全員分のプリントを一括管理!

区分したい人数分の山がある個別フォルダを準備し、例えば右の列は長女、中央の列は長男、左の列は次男&ママなどとすることで、自分に関する書類はこの列にあるとわかり探しやすくなります。

また使用頻度に合わせ手前から奥に向かって毎日のこと→週単位のこと→月単位のこと→年単位のこと→卒業卒園までのこと→一生のこと……と個別フォルダを配置することで「月間予定表は自分の列の中央あたりに個別フォルダがあるはず!」と目安がつきます。

各フォルダのメンテナンスは次にプリントを入れる際、そのフォルダ内に要らなくなったプリントがあるかをチェックし処分するだけ。メンテナンスもあえて管理をする時間を持たなくてもいいので楽です。

どこかの列の一番手前には「todo」など持ち帰ったプリントを入れる個別フォルダを配置し、お子さんは帰宅したらその「todo」フォルダに書類を入れるだけ。

時間があるときにママが見るのはこのフォルダのみ。お返事を切り離して提出するなどしたら、残りのプリントは該当する個別フォルダへ。例えば学校行事についてだとしたら○○ちゃんの6月の授業参観のお便りだから右側の列の中央付近の「学校行事」の個別フォルダへ移動。そのフォルダに4月の終わったプリントが残っていたら処分して、必要なモノだけに整理完了。

すぐ判断できなかったり、近々に見る必要があるもの(例えば予防接種などの書類)はそのまま「todo」へ。

ボックス内に書類が増え、個別フォルダが引き出しにくくなったら整理のサイン。「todo」の書類の処理すればよく、必要な時に必要なモノがパッと引き出せて便利です。

100均ショップでボックスも個別フォルダもそろいます。プチプラで長く使えて便利な書類収納グッズで書類の整理や管理を簡単に!


◆執筆/小堀愛生さん
整理収納コンサルタント&親・子の片づけマスターインストラクター、二級建築士、キッチンスペシャリスト、インテリアコーディネーター、風水鑑定士、風水セラピストなどの資格を所有。衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくするSSS-Style+の責任者。私生活では3人の子どものママ。

※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。
※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND