【整理収納のプロが指摘】寝室に置かないほうがいいもの3選

2023/05/24

寝室は人生の3分の1を過ごすといわれている大切な部屋のひとつ。質の良い睡眠を取るには、快適な環境が必要です。照明やインテリアなどを設置するのは大切ですが、同時に置かないことにも注意したいところ。

整理収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている、松下香奈さんに、寝室に置きがちだけどじつは置かないほうがいいものを教えてもらいました。

衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイ...

>>>松下香奈の記事をもっと見る

1.ベッド下の収納

ベッド下のデッドスペースを有効活用して収納に使うと便利ですが、ベッド下は湿気がたまりやすい場所でもあります。湿気はカビや悪臭の原因になり、特に服や布類にとっては大敵です。

ベッド下に収納ボックスを入れている場合、ボックスを退かしながら掃除機をかけるのは面倒になってしまいます。

ベッドの下は広いので、その空間を使わないのはもったいない感じもしますが、ベッド下に何もないと掃除がとてもラクというメリットもありますよ。

2.テレビ、パソコン、スマホなどの電子機器

真夜中に暗闇の中でベッドの上にスマートフォンで若い女性のテキストメッセージ
shih-wei/gettyimages

テレビやパソコン、スマホといった電子機器は1日の疲れを取る場所にはふさわしくありません。電子機器から放たれているブルーライトによって脳が覚醒状態になって寝付けなくなってしまいます。

寝る前は電子機器からの刺激をシャットアウトして、睡眠の質を良くするためにもスマホ類は寝室に持ち込まないのがおすすめです。ただし災害などの緊急時に備えて、寝る前にスマホを置く場所はちゃんと固定しておいて、いざというときはすぐに見つけられるようにしておきましょう。

3.ベッドサイドテーブル

ベッドの横にテーブルがあると、本や目覚まし時計、メガネなど細々としたものを置くのに便利ですが、テーブルが無いとその分、見える床面積が多くなり寝室がスッキリして見えます。

ベッドサイドテーブルやサイドチェストより収納棚つきのヘッドボードがおすすめです。収納するスペースがないパネル式のヘッドボードの場合はベッドサイド収納ボックスなども利用すると便利です。

ダイソーのフックつき収納ケースでも簡単に代用できちゃいます。文庫本やメガネ、寝る前につけるハンドクリームなど細々としたものもまとめて収納できて便利です。

すっきりと片づいた寝室で毎日の疲れを癒してくれて、良い睡眠効果が得られるような寝室づくりをしてみませんか。


◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。

※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。
※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND