片づかない家には絶対ある!整理のプロがすぐに処分をすすめるもの4選
2024/07/17
片づけても片づけてもなぜかすぐにまた散らかってしまう、すっきりと見えない、そんな家に絶対あるのは「使っていないもの」なのです。思いきって処分をしてすっきりさせるために処分をすすめるものを挙げてもらいました。
教えてくれたのは、整理収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている松下香奈さんです。
1.紙袋
「いつか使うかもしれない」「デザインがかわいいから」「ブランド名が入ったものだから」とつい溜めこんでいるうちに、すごい量の紙袋になっていることも。実際に再利用する紙袋ってそんなに多くはないので、紙袋を保管するスペースを決め、そこに入るだけとストックの上限を設けることをおすすめします。
紙袋がスペースから溢れてきたら古いものは手放すか、全部を出して見直す機会にしましょう。
2.賞味期限切れの食品
食品の保存庫や保存棚から食品が溢れてくることはありませんか。物がたくさんあると、いざというときのためにストックしていたものも賞味期限が切れてしまっていたり、二重買いをしてしまったり、なんてことになってしまいます。
保管場所は取り出しやすい場所であることと、中身が見やすいことが大事です。収納ケースを透明にすると管理がしやすいのに二重買いも防ぐことができます。
3.着ていない服
「いるか着るかもしれない」「高かったから捨てるのはもったいない」などを理由に保管している衣類はありませんか。1年以上着ていない衣類はこれから先も着る可能性は低いです。大切に保管していても、月日が経つうちに黄ばみが出てしまったり、デザインが古くなることもあります。処分するのはどうしても抵抗がある場合は、フリマアプリなどを利用するなどリサイクルをしてみてはどうでしょうか。
思いきって手放すことでクローゼット内や箪笥がすっきりとして、出し入れもしやすくなります。
4.化粧品のサンプル
ついつい溜めこみがちなもののなかに化粧品のサンプルがあります。化粧品を買ったときや雑誌の付録に入っていたりと増えていくけれど、これもまた実際に使う機会が少ないので、「旅行のときに持っていこう!」と大事に保管していても、いざ使うチャンスがきたときには使用期限が心配になってしまいます。
お肌に合うかもわからないと不安なものや、何年も使っていなかったものは処分をおすすめします。本当に使ってみたいと思っているものなら、すぐに手に届くところに置いてお試ししてみてください。
家の中のあちこちに使っていないものが結構眠っています。それらを思いきって処分することですっきり見えて気持ち良くすごせるようになります。「ここが散らかるなぁ」と思ったら不要なものがないかその収納場所を見直してみてください。
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。