適正量って!?モノが増えづらくなる5つのポイント
2022/09/15
現在、第一子妊娠中の整理収納アドバイザー、家事代行アラサーでサンキュ!STYLEライターの主婦のさくぽんです。「頑張りすぎない生活」をモットーに心と身体に余白のある生活を目指して暮らしています。
今回はお家の中でモノが増えすぎないためにできる「モノの適正量の決め方」についてご紹介します。
自分の家に合った“モノの適正量”を知ることで「モノを持ちすぎ」を防ぎ、むやみにモノが増えすぎない家を目指すことができます。
モノの適正量を決める
整理を進めていく上で重要になってくるのが“モノの適正量を決める”ということ。
モノの適正量というのはその人、その家によって異なります。なぜならモノを使う頻度や交換(洗濯)の頻度は家庭(人)によって違うからです。
そのため、自分(家庭)に合った“モノの適正量”を決めていく必要があります。
増えやすいあんなモノ、こんなモノ
みなさんのお家で増えやすいモノはありますか?
昔のわが家の例も含め、増えやすいモノをいくつかご紹介します。
衣類(洋服、靴下、下着、部屋着)
みなさんご自身の衣類、お子さんの衣類それぞれどれくらい持っていますか?また、捨てるのはもったいないからとりあえず部屋着に…と着なくなった洋服を部屋着にしていませんか?
タオル
替え時がわからず増えていませんか?
タオルはもらうことも多いので気付くと増えてしまいやすいんですよね。
掃除用品(洗剤、ウエスなど)
使わなくなったタオルや靴下を掃除用にウエスにしているという方もいるかもしれませんが、掃除の頻度が少ない場合にはウエスばかり増えていく一方なんてことも。
また掃除が苦手な場合、使い方がわからない洗剤がたくさんあるというケースも。
紙袋
有料になってからは昔ほど増えなくなったものの、かわいいデザインや綺麗な紙袋をもらうとなかなか捨てられずにどんどん溜まってしまうんですよね…。
キッチン用品
もらい物のグラスやカトラリーなどの食器類、“時短”という言葉に惹かれて買ったけど使っていないという調理器具はありませんか?
適正量を決めるための5つのポイント
(1)使うシーンを考える
適正量を超えやすいものに限って使用するシーンはそこまで多くなかったりします。どんな時に使っているかを思い出してみましょう。
この時ポイントなのは「こんな時に使う“かも”」ではなく「こんな時に“使っている”」という実際に使っているシーンを思い出してみてください。
(2)使う頻度を考える
次にそのシーンが週に何回あるいは月に、年に何回あるのかを思い出してみます。
⇒使う頻度が月に数回、年に数回なのであればいくつも持っている必要はないですよね?
(3)1回で使う量を考える
1回で複数量使うモノの場合、1回で使う量はどれくらいかを考えてみます。
(4)入れ替え(洗濯、交換、手放し)のタイミング、頻度を考える
タオルや部屋着などの衣類であればどれくらいの頻度で洗濯をするか考えてみましょう。
⇒入れ替えが頻繁なのであればそこまで多く持つ必要はありませんよね。
(5)使う場所を考える
これはすべてのものに当てはまるわけではありませんが、必要であればぜひ考えましょう。
使う場所が複数ある場合には使う場所ごとに置いてある方がいいこともあります。逆に使う場所が限られているのにたくさん持っている場合には減らすチャンスです。
はさみなどの文房具類がその代表です。
例1)タオル
(1)使うシーン
入浴後の体拭き
(2)使う頻度
毎日
(3)使う量
1回(日)2枚
(4)入れ替え(交換)の頻度
1・2回使ったら洗濯
わが家の場合、入浴用タオルはフェイスタオルを使っているのですが使用頻度、交換頻度から考えると4枚あれば足ります。ですが、洗濯できなかった時や乾かなかった時のことを考えてタオルの枚数は1人6枚と決めています。
これがわが家の適正量になります。
毎日1枚タオルを使って毎日交換・洗濯をしているのであれば、替えも含め2~3枚あれば十分なはず。予備で4枚あれば安心かな、という感じで適正量を決めて持ちすぎないように持つ量“適正量”を決めていきます。
例2)紙袋
(1)使うシーン
紙ごみをまとめる、メルカリ発送、その他贈り物など
(2)使う頻度
月に1~2回あるかないか
(3)使う量
紙ごみ:月に1~2枚(大きいサイズのみ)
メルカリ:1回1枚使うかどうか
(4)入れ替え(交換)のタイミング
紙ごみ:1ヵ月に1~2回
わが家のケースの場合、小さい紙袋はほぼ使い道がありません。
そのため、取っておく紙袋は紙ごみをまとめられる大きくマチのあるモノが4・5枚あれば安心。小さいサイズのものも多くても5枚程度に抑えておこうと決めることができます。
どうしてももったいなくて捨てられない場合にはエコバッグの代わり、お弁当入れなど積極的に使って汚れたら手放すなど消費していくルールを決めています。
使う頻度が明確でない場合は…
使う頻度や数量が明確になっていないモノの場合は次のようなルールから始めていくのもオススメです。
例:紙袋、梱包材、子どもの工作用材料、消耗品など
●取っておくのはこのボックスに入るだけ
それ以上増えてしまう時は整理のタイミング!
●取っておくのは〇個(枚)まで
ここに入るだけと決めてもギュウギュウに詰め込んでしまう場合には大体でいいので数量を具体的に決めてまずは増えないように意識するところから始めてみましょう。
モノが増えることに少しだけ敏感に!
家の中を見渡して、家にあふれているモノを探してみてください。そして、「持ちすぎているかも」と気付いた場合にはぜひ一度、適正量を決めるなど保管する上でのルールを見直してみましょう♪
◆この記事を書いたのは・・・さくぽん
整理収納アドバイザー、クリンネスト、家事代行として活動中。
頑張りすぎない余白のある生活づくりを目指す主婦。
整理収納アドバイザー1級|クリンネスト1級
時短家事コーディネーターBasic|家事代行
サンキュ!STYLEライター
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