【クローゼット整理】シンプリスト主婦が気持ちよく手放すためにあえてやらないこと3つ
2024/01/24
昔は当たり前にしてきたことでも、「じつは億劫だったんだ」と気づき、やらなくなったこともあります。
そこで今回は、汚部屋出身の整理収納アドバイザー、シンプリストうたさんに「気持ちよく手放すためにあえてやらないこと」3つを教えてもらいました。
1.利益目的のフリマアプリ
以前は、洋服の所有枚数が多すぎて着るタイミングが少なかったため、しょっちゅうフリマアプリに出品していました。
得した気分になっていましたが、購入価格と手間賃を考えると、そうとも言えず…。
当時200着あった洋服は現在20着程度になり、自然と1〜3年かけて着倒すスタイルに変化していきました。
汚れやキズがあっても売れる場合もありますが、利益は期待できませんし、検品漏れによるクレーム発生率も高まります。
現在は、まとめてリサイクルショップにもっていき、買取価格関係なく引き取ってもらっています。
2.保留ボックスに眠らせること
判断に迷ったら「保留ボックス」にしばらく眠らせることは、効果的な整理術のひとつですが、数年前にやめました。
理由は2つ。
1つ目は、判断力がアップし、すぐに判断できるようになったから。
もうひとつは、判断基準のひとつに、「迷ったら着てみる」ということを自分のなかで設定できたからです。
私にとっては、眠らせて様子を見るよりも、迷うくらいなら積極的に着て判断した方が合っていました。
短期間でたくさん着てみると、意外とあっさり手放せることが多く。
「これは執着で持っていたんだ」と気づくこともよくありました。
3.切ってウエスにして使い切ること
リサイクルショップでも買い取ってもらえないような状態の洋服は、自治体のゴミ分別に従って処分します。
「最後まで使い切る」という視点では、切って掃除用の雑巾として使うのが正解かもしれませんが、お気に入りの洋服を切る作業が昔から苦痛でした。
「すっきりポイントは人それぞれ。気持ちよい手放し方かどうかは自分が決めていい」と自分軸で考えられるようになってからは、前よりも感謝を込めて処分できるようになりました。
「億劫な気持ち」を手放したら苦手意識も軽減した
3つの共通点は、「自身にとっては億劫となる手放し方」でした。
いくら効果的な方法でも、合う合わないはありますので、「自分にとっての気持ち」を優先させることがポイントです。
行動とともに「億劫な気持ち」を手放したことで、自然と整理への苦手意識も軽減し、整理に振り回されることがなくなりました。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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