【物件選びの注意点】廊下なし物件に住んでみてわかったまさかのデメリット4選
2024/10/04
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは、以前は廊下のある物件に住んでいましたが、廊下は必要ないと思ったそう。なぜなら、廊下がないぶん、リビングやその他の個室を広げてくれた方が快適になると思っていたからです。
しかし、実際に廊下のない物件に住んでみて不便を感じることもあったのだとか。その理由をおしえてもらいました。
1.音問題が深刻
廊下がないが故に、個室のドアを閉めても音が丸聞こえです。
別の部屋にいても子どもの様子がわかるのは良いのですが、在宅ワークがはかどらない要因のひとつにもなっています。
また、洗面所もリビングに隣接しているため、洗濯機や乾燥機を運転させているときは、テレビのボリュームも大きくなりがちです。
どうしてもうるさいときには、都度子どもを注意したりワイヤレスイヤホンなどでごまかしていますが、本音をいうと1部屋でも離れた位置にある個室があったらいいなぁと思う瞬間は多々あります。
2.ニオイ対策に気をつかう
ニオイが気になることが多い、「トイレ」、「玄関」、「キッチン」3つ全てにリビングが面しているため、ニオイ対策には一番気を使っています。
食事中にトイレや玄関からのニオイを感じたら食欲も半減しますよね。そうならないために、今まで必要性を感じていなかった消臭スプレーや芳香剤を置くようになりました。
3.玄関を開けるとリビングが丸見え!突然のピンポンに焦る
玄関とリビングの仕切りとして一応ドアはあるものの、ふだんは開けっ放しのことが多い我が家。
リビングでくつろぐことが多いため、ドアを閉めなければその様子が丸見えです。
自分で出た時は必ず閉めるようにしていますが、夫や子どもが出る時はそこまで気が回らず開けっ放しのことも多いので焦ります。
4.個室のものを持ちこみやすいので散らかる
個室とリビングが離れていればわざわざ持ってこないものでも、数歩で個室にたどり着くため、色々と持ち込まれることがめんどうです。
子ども部屋からはおもちゃやランドセルを、寝室からはすぐに掛け布団を持ってきます。
都度片づければよいのですが、週末など気が緩んだ時にはあっという間に家が散らかり大変です。
子どもが小さいうちは特に要注意です。
物件を選ぶときにはデメリットを把握した上で検討してみて
物件選びの際、つい部屋数や平米数、収納の数などで判断してしまいがちですが、じつは廊下の有無はライフスタイルを大きく変化させるくらい重要な判断基準となります。
作業に集中したかったり、家族といえど一定の距離感を持ちたい人にとって、廊下がない物件はストレスを感じることもあるかもしれません。
メリットだけでなくデメリットも把握した上で検討すると、後悔は少ないですよ。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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