住んでわかった【廊下のないファミリー物件】のメリット・デメリットまとめ

2022/10/18

都会の分譲マンションから田舎の賃貸アパートへお引っ越しをした転勤族の妻で2児の母である整理収納アドバイザーのシンプリストうたさん。以前住んでいた分譲マンションには廊下があり、今の賃貸アパートでは廊下がなく、どちらも経験したからこそわかったことがあるそうです。

今回は、廊下がないファミリー物件のメリット&デメリットを教えてもらいました。

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【メリット】同じ平米数でも広く感じられる

今住んでいるアパートは、以前の分譲マンションとほぼ同じ平米数です。
LDKは1.7帖ほど狭くなりましたが、それ以上にほかのスペースは広くなりました。

それは、廊下ぶんの面積が各部屋に割り当てることができたからでしょう。
とくに洗面スペースや家族4人が寝る寝室は、とても窮屈に感じていたので今の間取りの方が広々としていて快適です。

【メリット】移動や家事がラク

廊下がないことで各部屋との距離が短くなり、移動や家事がとてもラクになりました。

廊下のある家では、洗濯物をしまうのにも長い廊下をとおっていかなければなりませんでしたが、廊下のない家では15歩ほどでたどり着けます。

部屋続きになっていることで掃除もしやすく、廊下のある家よりも早く終わります。

ズボラ主婦にありがちな「やるまでがめんどくさい」が軽減されるので、以前よりもフットワークが軽くなりました。

【メリット】別室にいても家族の気配を感じられる

リビング中心の間取りなので、常に家族の気配を感じられます。

「近くまで行かないと声が届かない」ということがないので、おやつ時や夕飯時の呼び出しもラクです。

最近、小3息子が個室ですごすことが増えましたが、廊下がない間取りのおかげでお互いに安心してすごすことができています。

【デメリット】リビングのデッドスペースが多く家具配置がむずかしい

LDKは1.7帖しか変わらないはずなのに、狭く感じてしまいます。
それは、リビングを中心にドアや通路があるため、「デッドスペース」が多いから。

とおり道に家具を置くこともできず、配置に悩みます。
家具が多めのご家庭は、窮屈さを感じると思います。

【デメリット】音が聞こえやすく場合によってはストレスになる

リビングと繋がっているからこそ、音が聞こえやすく場合によってはストレスになります。

テレビ音も聞こえますし、個室からの机を叩く音なども聞こえます。
在宅ワークをしていますが、子どもがいる間はまったく集中できないのが本音です。

「静かに集中させて」と言いたくなる時もありますが、現実的にはむずかしく。どうしてもやらなければならないときはイヤホンをつけて作業しています。

【デメリット】ほどよく距離を取りたい人には不向きかも

常に気配を感じられる環境は、ときにはデメリットにもなります。

来客者や思春期を迎えるお子さんなど、距離をとりたい人にとってはお互いに気をつかってしまうかもしれません。

わが家は来客者もほとんどなく、子どもも小学校低学年なので問題ありませんが、次の物件では子どもの成長を含めて考えてみようと思いました。

廊下なしファミリー物件のメリット&デメリットまとめ

【メリット】
・同じ面積でも広く感じられる
・移動や家事がラク
・別室にいても家族の気配を感じられる

【デメリット】
・リビングのデッドスペースが多く家具配置がむずかしい
・音が聞こえやすく場合によってはストレスになる
・ほどよく距離を取りたい人には不向き

廊下の有無は、ライフスタイルに大きく影響することがわかりました。

引越しの予定がある人は、物件選びの参考にしてみてくださいね。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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