毎日追われるようにこなす家事ですが、あらかじめ予定に入れておくべき家事があるとか。夏休みが終わる前に優先的に終わらせておくことで、新学期がスタートしてからラクに過ごせるそう。
小学生2人のママで、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、「夏休みが終わる前にやっておきたい家事3つ」を教えてもらいました。
1.子どもの作品の整理
学期末に持ち帰ることも多い子どもの作品は、ズルズルとためてしまいがち。夏休み中に整理を終わらせておくと、おっくうさを軽減できます。
まずは、作品整理の目的の確認から。親のために残すのか子どものために残すのか。どんな基準で残すのかを先に決めておくことで、「何となくとっておく」ということを防げます。
必ずしも形で残すことにこだわる必要はありません。収納スペースがとれなかったり管理が苦手な人は、写真で残したり飾ったりしてたのしむのもひとつの策。価値観やライフスタイルに合った方法を検討してみてください。
2.書類整理
書類関係は、「期限」で区切りやすいので、1学期が終わった夏休みのタイミングで見直すと効率よく進められます。用済みのプリントや、念のために残しておいた教科書などを処分すると余白がうまれ、新学期に新しいプリントや教科書がきても慌てません。
ただし、長時間の本格整理は体力も奪われ、負担もかかってしまいます。「1日1ファイル」や「1日5分」などとあらかじめ設定し、負担のない範囲ではじめてみましょう。
3.秋服の把握
「まだ早い」と思う人もいそうですが、夏休み中に「秋服の把握」をしておくと、秋服が必要なタイミングで効率よく準備ができます。ここでの目的は、洋服を減らすことではなく、手持ちの量や内容をチェックすることにあります。
夏休みが終わってもしばらくは暑い日が続きますが、油断は禁物。秋服の購入とまでは言いませんが、手持ちの秋服の把握はしておいた方が、いざ必要になった場合にダブリ買いを防げますよ。
先回り家事が秋以降の暮らしをラクにしてくれる
バタバタと新学期や秋に突入する前に、少しだけ先回りして家事に手をつけておくと心に余裕が生まれます。これらの家事をやっておくことで、気持ちを切り替えつつ9月以降の暮らしがスムーズになるでしょう。
完ぺきにやろうとしなくても大丈夫!ムリのない範囲で少しだけ整えておくことが、暮らし全体のスムーズさにつながります。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部