寝るための部屋……のはずなのに、気がつくと寝室がなんとなくゴチャゴチャしてしまっている、という人は少なくないはず。寝具類以外は何も置かない!というのはむずかしいかもしれませんが、少しでもモノは減らしたいところ。
そこで今回は、家事代行サービスを展開するカジタクに所属する「片付け名人」の山口さんに、寝室に置いてはいけないものについて教えてもらいました。
■教えてくれたのは…片付け名人の山口さん
カジタクに所属する、予約半年待ちの「片付け名人」。定期家事代行、整理収納サービスの経験を活かし現在は新人スタッフの教育を行うトレーナーも担当。整理収納アドバイザー1級ほか、整理収納の資格を多数保有している。
かさばるアレをとってありませんか?
寝室は眠るための部屋。大切なことは、気持ちよく眠ることですよね。でも、いつまでたっても出番がなく、ぬくぬくと眠り続けているアレが寝室に潜んでいませんか?
先日片づけのためお伺いした、とあるお宅の寝室で実際にあったお話です。
小さなお子さんを子育て中のママさん。寝室のクローゼットはママ専用です。ところが、そのクローゼットに洋服が入り切らず、ベビーベッドにママの洋服が山のように盛られていました。さらにリビングにもママの洋服があるとのこと。
ここまで読んで「つまり洋服が不要ということ?」と思われたでしょう。まあ、多すぎる洋服はそれはそれで問題ですが、今回のケースでは違います。
あふれ出た洋服をどうにかするため、私は一度クローゼットの中のものをすべて出してみました。すると奥の方に、クローゼットの流れをせき止めている大きなかたまりを発見!
その正体は……「いつかのためにとってある来客用の布団」でした。
使っていない寝具のせいで家全体が散らかる!?

来客用の布団についてお聞きしてみると、なんと5年間1度も出番がなかったことが判明。見切りをつけて、手放すこととなりました。
このように、数年間使用していない寝具が寝室内(や部屋に付属するクローゼット)のスペースを逼迫させ、結果モノがあふれてしまうというケースは意外と多いです。ちなみに今回の場合はクローゼットでしたが、跳ね上げ式のベッド収納が来客用布団でパンパン、なんてこともありがち。
あなたの家にも眠り続けている寝具はありませんか?寝室がどうもゴチャゴチャしている、と感じる人はぜひ一度見直してみてください。
協力・・・
