捨てどきがわからない「レシート類・プリント類」を捨てるコツ
2019/07/04
生活していると、物は自然と増えていきます。タイミングを決めてリセットしないと、いつの間にかいらない物に囲まれて暮らすことに。そこで、捨てるヒントを提案します。余分なものを捨てるクセがついたら、ずっと気持ちよく暮らせますよ。
捨てる基準がわかると処分しやすい
レシート、料金明細などお金関係の書類、園や学校のプリント類は、一定期間取っておく方も多いのでは?でも、捨てどきがわからず、どんどん増えがちですよね。
今回は、これらの書類を仕分けしましょう。捨てる基準がわかれば安心して処分できますよ。
レシート・領収書・料金明細
家計簿や確定申告などに使う必要がなければ、レシートや領収書は、その日に捨ててOKです。
家計簿のために取っておいた場合でも、1カ月以上そのままなら、記帳することはほぼないはず。いったん捨てて、今月から再チャレンジしましょう。
クレジットのレシートや料金明細は、請求金額の引き落とし日を過ぎたら捨てどきです。
請求金額と通帳の金額を照らし合わせてから処分すると、より安心ですよ。
プリント類
まずは、もう使わない前年度の書類を捨てましょう。
新年度の4~5月は、プリント配布が多く混乱しがちですが、次の3つにわけると管理と処分がラクになります。
●「1年間必要なプリント」(年間行事表、年間引き落としスケジュールなど)
→1年保管し、春休みに処分
●「毎月届くプリント」(学年だより、保健だより、給食メニュー表など)
→1カ月保管し、翌月初めに処分
●「単発のプリント」(健康診断、歯科健診、遠足、運動会、購入品のお知らせなど)
→提出または開催日まで保管し、終わったら処分
子どもが複数いる場合も、この3つにわけて保管をしましょう。カラークリップなどで色分けすると、誰のものかが一目瞭然です。
プリント類はスマホで撮影しておくと、いつでも見られて、書類は処分できてスッキリ。
そのデータも、毎月1日に削除するなど、日にちを決めて不要なものを削除するとたまりません。
Have a try!
□ 財布の中のレシートを整理してみる
□ クレジットの引き落とし口座の通帳を記帳する
□ プリント類を3つにわけてみる
監修/中山真由美
1000軒超の家を片づけた人気整理収納アドバイザー。片づけ下手を克服した経験をもとに、だれでも実践しやすい方法をアドバイス。一般家庭の片づけや企業の収納プランニング、ライフスタイルショップとの収納アイテムの商品開発など幅広く活躍中
構成・文/神坐陽子
生活情報誌の編集部を経てライターに。雑誌やwebメディアで、暮らしのハウツー記事や読み物の編集、ライティングを手がける
撮影/田村昌裕 スタイリスト/檀上曜