片づけベタこそ「引き出し」から始めよう!もう失敗せずにものを手放す3つのコツ

2020/04/12

サンキュ!STYLEライターの三角園いずみです。

家の中のものを減らしてすっきりさせたい!と思っているのに、片づけるといつも途中で挫折してしまうことありませんか? もちろん私にもよくありました。

片づけ終わっていないのに、ものは散らかったまま、やる気はどこかへいってしまった…そんな状況に愕然としてしまった経験、多くの方にあるのではないかと思います。

じつはそれは片づける場所の順番が原因なのかもしれません。

片づけはまずは小さな引き出しから

キッチンの引き出しから始めるのもおすすめ

とくに片づけが苦手な人にとって、いきなりクローゼットや押入れなど大きい収納から手をつけるのは危険。ものの量も多いため、片づけや整理整頓が難しい場所なんです。

そこでおすすめなのが、まずは小さな引き出しの片づけから始める方法。「そんな場所から片づけていたらいつまでも終わらないのでは?」などとお思いかもしれません。

しかし、片づけが苦手であればあるほど、小さなスペースから片づけを始めるのがおすすめです。

小さな引き出しなどはものも少ないため片づけしやすく、達成感や自信が得やすい場所。小さなスペースでも片づくと使いやすくなり、他の場所も整理してみようというモチベーションにつながります。

少しずつ片づけの規模を大きくしていくことで、最終的にクローゼットや押入れ、物置といった大きなスペースの整理整頓もできるようになるはずです。

ものを減らすコツは?

片づけの要となるのが、ものをいかに減らせるかということ。

何も考えず、ただ捨てればいいと思っているとうまくものを減らせません。そのときの気分に左右されたり、どれもこれも必要な気がしたり…難しいですよね。

なかなかものを減らせないとお悩みなら、次の3つのコツを頭に入れて作業してみましょう!

1.「いらないもの」ではなく「いるもの」を選ぶ

片付けするとき、多くの方が「いらないもの」をピックアップするのではないでしょうか?

しかし、(本当にいらないかな?)(いつか使う気がする)など考えてしまい、いらないものを選ぶ作業はなかなか進みません。

そこで逆に「いるもの」をピックアップしていく作業に変えてみましょう!「必要なもの」「使うもの」だけをセレクトし、それ以外は手放すと考えるとスムーズに片づけがはかどります。

2.悩んだら「仮置きボックス」へ一時的に保管する

片づけを進めていくと、手放すか手元に置いておくか、どうしても悩むものが出てきますよね。そんなときは「仮置きボックス」へ一時的に保管しておくのがおすすめです。

保管後、仮置きボックスに入れておいたものが必要な状況になったら取り出せばOK。しかし、しばらく経っても入れたままであればは不要、つまり手放してもかまわないものということです。

仮置きボックスへの保管は2週間や1カ月など自分で期限を決め、それを過ぎたら処分するのも忘れないようにしましょうね。

3.時間を決めて整理する

片づけは作業時間を設定して取りかかりましょう。ものを手放す・手元に置いておくという判断は意外と集中力が必要。だらだらと作業してしまうと集中力が切れ、判断力も鈍ってしまいます。

1日ですべてを終わらせよう! と意気込むよりも、毎日少しずつ作業を進めるコツコツ型がおすすめ。「1日に○個捨てる!」「1日10分片づけ」などと決めるのもいいですね。

片づけベタこそ引き出しの整理から始めよう!

引き出しを片づけるくらいでそんな効果ある? とお思いかもしれません。

でも小さな引き出しひとつ片づけるだけで結構大きな達成感が得られるし、「片づけられるんだ!」っていう自信にもつながる気がします。

片づけが苦手な人ほど、大きなスペースから取り掛かかって失敗しがち(実際わたしもそうでした)。そして「やっぱり片づけが苦手なんだ」と思い込む負のループに…。

少し遠回りに思えるかもしれませんが、まずは引き出しから片づけを始めてみましょう! ちょっとずつ、暮らしがすっきりするはずですよ。


◆記事を書いたのは…三角園いずみ
フリーライターで2人の男子の母。「家事の手間と家族への愛は比例しない」をテーマに、ラク家事を追求しています。

 
 

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