人気インスタグラマーが伝授!探し物一切なし!物を1カ所にまとめる「ステーション収納」とは!?
2022/04/08
毎日使う物を1カ所にまとめる収納で、家族も自分も探し物から解放されました。子どもの物や文房具、掃除グッズにいたるまで、物は使う場所のすぐ近くに「まとめてしまう」ルールにすればOK!
<教えてくれた人>
西澤佳代子さん(長野県 35歳)
整理収納アドバイザーとして、雑誌や各種媒体で活躍。夫、長女(9歳)、長男(6歳)の4人家族。インスタグラムのフォロワー数は現在11万人超。
Instagram @kayo.home00
気持ちがラク~になる片づけのヒントがいっぱい!
『暮らしが整う「片付けない」片付け』(アスコム)¥1,430
◎HOUSE DATA◎
3LDK・99平米/築5年/一戸建て
物は使う場所のすぐ近くに「まとめてしまう」ルールで、探し物から解放されました
以前は物にまみれた家に住み、片づけにまったく興味がなかったという西澤さん。「何をするにもまず"探すこと"から始めるのが面倒で、近所の義実家に子連れで入りびたっていました」。けれど、自宅の新築を機にほかの人の暮らしをインスタや雑誌で見て、「うちもこんな空間にしたい!」と整理収納にハマったそう。「使う場所の近くに使う物の集合拠点=ステーションをつくると、物が迷子にならないことがわかりました。ステーション収納のおかげで探し物がなくなり、家族に『あれどこ?』と聞かれることも減って、今はとても快適です」。
「毎日使う物はここ!ステーション」で"あれどこ~?"がなくなった
子どもが毎日使う物は棚1つにまとめたら、いちいち聞かれなくなった!
宿題や工作で必要な物は、よく作業するダイニング隅の棚に集結。定位置がわかると子どもは自分で出し入れするので、ママのストレス激減。
「紙、ちょーだい」と言われまくるから、ファイルBOXにまとめた
お絵描きや塗り絵が好きで「紙、紙」とよく言う子どもたち用に、自由帳や裏紙をひとまとめに。来客時はBOXの背を正面にしてすっきりと。
ふだんはこっち向きに収納。
リビング用学習グッズは持ち手つきの布BOXに入れると運ぶのがラク
子どもたちはダイニングテーブルから少し離れたリビングのローテーブルで宿題をすることも。なので、学習グッズは持ち手つきの布BOXに入れて運びやすく。
子ども用の文房具は人別にシールを貼りジャンル分け
各引き出しごとに折り紙、ペンなどを分けて収納。長女の物には青のシール、長男の物にはピンクのシールを貼って持ち主を明確に。
突然、学校から「持ってきて」と言われて焦る工作グッズもここ!
ラップの芯や牛乳パックなど「急に授業で必要って言われても」と焦りがちな工作グッズ。ここに入る分だけ常備しておくと安心です。
トイレットペーパーの芯もIN。
文房具は1つの引き出しにまとめれば、出すもしまうもワンアクション
引き出し内は1アイテム1住所になるように仕切って、文房具ステーションに。みんなが定位置に戻しやすいから出しっ放しがなくなりました。
底に絵を貼ると子どもでもしまえる。
体温計は、毎朝使うからペンとセット置きが正解でした
今や日常となった登園前、登校前の健康チェックと記入。マグネットボードにペン立てをつけ、体温計とペンをセットで置いたら、この作業がさっと終わるように。
掃除グッズは家の中心に並べるとどこで使うにも取りやすい
掃除グッズがすぐ取れる場所にあると「ちょっとやるか」という気になるもの。なので家の中心の目立つ場所に掛けて、ささっと掃除しています。
ティッシュボックスは勝手に動かないようにテーブル下に固定!
西澤家ではテーブルの下がティッシュの定位置。100均のホルダーを両面テープで固定すれば場所いらず。「派手なティッシュの箱も、ここならさりげなく隠れて色が気になりません」。
参照:『サンキュ!』2022年4月号「物を探さない家」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/上原朋也 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部