【3DK・築45年の団地】物を減らした50代の「使う物しか置かない家」
2022/04/24
小さな団地だから、飾るためだけの物を置くスペースはない。飾りと実用を兼ねて、使うものしか置かないようにしたことで、1日の大半を過ごすキッチンでご機嫌にすごせるようになったおうちをご紹介。
<教えてくれた人>
万波和枝さん(岡山県 51歳)
長男(24歳)は独立し、夫、長女(22歳)との3人暮らし。団地での暮らしをつづったインスタグラム(ID:cata_coto)が大人気で、昨年末に書籍化。『「小さい暮らし」の日々のピース』(主婦の友社)
◎HOUSE DATA◎
団地/3DK/築45年
キッチングッズは思い切って、好きなデザインの物だけに絞った
ダイニングから丸見えの小さなキッチン。自然素材でできた昔ながらの道具が、インテリアにぬくもりを添えてくれます。大小のざるは、朝食用の塩むすびを並べたり、野菜を干したり、来客時にはおしぼりをのせたりと大活躍。
木製品は落としても割れない、軽い、そして飾れる!
「温かみが感じられる、木の器が好き」と万波さん。使うほどに味わいを増し、手入れも簡単。「料理がさめにくく、気兼ねなく使えるのもうれしいところです」。小さい器はスプーン置きや卵置きとして使用。
スポンジや茶こしは少しいい物にしたら、出しっぱなしがおしゃれに
日用品をかわいくするのも万波さんのルール。シンクまわりの日用品こそお気に入りを選んでいます。家事のモチベーションを上げてくれるし、つるしておくだけで絵になります。「スポンジやたわしは自然素材をチョイス。無印良品の白いスポンジもよく使います」。
2つで3000円!メルカリで出会った、デッドストックのポット
愛用していた籐ポットが壊れてしまい、メルカリで探してみたところ、色違いを破格値で発見! お店ではなかなか目にしない、レトロなデザインに一目ぼれ。ポットには白湯を、おそろいのアイスペール(写真左側。氷を保管しておく容器)には青汁の粉末や、のみ薬を入れています。
参照:『サンキュ!』2022年5月号「お金をかけずに、心地よく暮らす」より。掲載している情報は2022年3月現在のものです。撮影/清永洋 取材・文/梶謡子 編集/サンキュ!編集部