子3人ワーママの整理収納アドバイザー直伝！子どもが自分で身支度をしてくれる収納のポイント5つ

整理収納アドバイザー兼サンキュ！STYLEライターのkaehalonです。

毎日の子どもの身支度。何歳ごろからやらせていますか？わが家では子どもたちが年少のころに自分で少しずつやってもらうようにしました！何歳から自分でやらせるのが正しいのかではなく、その子の性格やそれこそママの性格によっても、いつごろから、どういう風に？は違ってくるのではないかと思います。

わが家の場合、上の双子が保育園に入り、年長さんの夏に私が3人目の育休に入るまでの間、私は子どもたちが起きる時間には出社していた関係で、朝の身支度・保育園への送りはすべて夫の仕事でした（お迎えから寝かしつけまでは私の担当）。それはそれは毎日戦争のような日々。そのため子どもたちに自分のことを自分でやってもらうのは急務だったのです！

そこでつくり上げた子どもたちの身支度収納。年齢が上がるごとに少しずつ変化させていっていますが、基本は変わっていません。収納場所はどこがいいか、どのような収納がよいかというのは家の間取りや、子どもの性格にもよりますが、わが家でここがうまく機能した！と思っているポイントをご紹介したいと思います！

1 収納は一連の動作で集結させる

子どもの年齢が小さければ小さいほど、収納場所は1階かつ動線が短くすむ場所がよいです。わが家の場合は、間取り上最適と判断したのがダイニングの隅っことキッチンカウンター下。下の子が生まれ、また上の双子が小学校に入るにつれ持ち物が増えてきたので、現在は一点集結ではなくなってしまいましたが、大切なのは動作の流れに沿って収納ができていること。朝の「ハンカチ・ティッシュ→帽子→ランドセル」や「お風呂→下着→パジャマ」といった一連の動作をここですべて完結するようにしています。

なので、一ヵ所に集められるだけの収納スペースがない！というような場合は、頻度や動作の流れで分断しているものを離すようにするとうまくいきます。

また、キッチンカウンター下に子どもたちの衣類などを収納しているというと、驚かれることがあるのですが、収納はこうあるべき！というよりも、ここにあると便利！と思えばそこが最適なんだと考えるとうまく機能します。

2 量を絞る

たくさんあると選択するという行為のハードルが上がってしまいますよね！子どもたちが大きくなるにつれ、その子に合わせて選択の幅を広げてあげるのはよいことですが、子どもが小さいうちは、極力量を絞ってあげるほうが子どもにとっては選びやすくてよいと思います。洋服ならMAX平日の5日分、パジャマなら3日分、下着も3日分、それくらいの量に絞っておいてあげると管理もしやすいので、片づけも自分でできるようになります。

3 上下をセットにする

量を絞るのと同じなのですが、極力選択の幅を減らしておいてあげると迷わずに自分で選びやすいです。そのため衣服は上下の組み合わせをあらかじめ決めておき、セットしておくのがおススメです。小さいころはさらにもっとわかりやすいように、右から着ていくように順番も決めていましたが、今では子どもたちがその日の天候を確認してからセットされた洋服を選んでくるようになりました。

洋服を引き出し収納にする場合も同様で、Tシャツにズボンをはさんでセットしておく収納がおススメです。

4 ボックス収納にする

子どもの収納にはボックス収納がおススメです。理由は、ラベリングがしやすく、中身を分類しやすいから。また子どもにお片づけをしてもらうときに、きれいに入れてもらおうではなく、ここに入っていればよし！という放り込み方式が採用できます。放り込み方式でも、見栄えが悪くないというメリットもあります。

5 多分類1ボックスは仕切りを使う

収納の基本は1分類1ボックスです。ただし、セット品は1ボックス内にあるほうが忘れ物防止にもつながります。

わが家の場合、ティッシュ、ハンカチ、マスクは毎日学校に持っていくセット品のため1ボックスに収納しており、ボックス内にさらに2ボックスいれることで、完全に中身を仕切っています。仕切りが入っているので、1ボックスに3種入っていても収納が乱れたことはありません。

おまけ 目標の半年前から言って聞かせる

最後に、私の経験上なのですが、目標の半年前から言って聞かせることです。私の場合だいたい〇歳、〇年生になったら、これは自分でやるんだよ～というのを言い続けていたら、やりなさいという前に自分達が自発的にやるようになったことがたくさんあるからです。

やってほしいタイミングで突然言われるよりも、半年前くらいから言ってあげることで子どもたちも心の準備ができるからではないかと思っています。

子どもたちが自分で身支度をしてくれて、かつ自分でお片づけをしてくれる収納のポイント5つをご紹介しました。子どもたちの身支度スペースづくりの参考になるとうれしいです。

◆この記事を書いたのは・・・kaehalon
整理収納アドバイザー兼サンキュ！STYLEライターで小学2年生の双子の女の子、2歳の男の子の3人の子どもをもつワーママです。