整理のプロはモノを捨てるときに「使えるかどうか」で判断しない!知っていると片付く「手放しにくいモノ」とは?

2021/01/29

人生を変えるお片づけアドバイザーでサンキュ!STYLEライターの上野景子です。

整理収納アドバイザーとしてお客さんといっしょに「整理」をする機会がたくさんあります。手放してよいか迷ったときに多いのが、とりあえず「要るもの」に分類してしまうパターン。「何度片付けても散らかる」という繰り返しから抜け出すには、本当に要るものだけの状態をつくることからはじまります。

今回は、手放しにくいものを5つ紹介します。それを知っているだけで、きっとこれからの手放し方や買い方が変わってくると思います。

その1.使えるもの

自分が使いたいかどうか?ではなく、そのものが「使えるかどうか」で判断していませんか?使えるものならたくさんあります。ものの状態よりも自分の気持ちを優先してください。整理の中心はつねに「自分」です。そうすることで自分にとって本当に必要なものが見えてきます。

片づけを終えると、自己肯定感が高まります。それは、何度も何度も行った「整理」によって自宅が片づくことで、自分の選択に自信が持てるようになるからです。

自分がどうしたいのか?本当に使いたいかどうか?を基準に整理を行うことが大切です。

その2.顔があるもの

顔があると表情がわかるので「心がある」と無意識に判断してしまい、手放しにくくなります。その代表がぬいぐるみや人形です。キャラクターやイラストが描いてあるものも当てはまる場合があります。

わが家の7歳の娘はぬいぐるみをたくさん持っています。(うっかり増えてしまいました…)ほかのモノは割と上手に自分で整理をしているのですが、ぬいぐるみだけはまったく手放せないのです。以前、ゴミ袋に入れた後、泣きながら迎えに行ってました...

手放しにくいものを増やすときは慎重に!

その3.場所を取らないもの

収納場所がたりなくなったり、自分では手に負えない状態になってから片づけをはじめるかたも多いです。そのときにはすでに大がかりで全体的な片づけが必要な場合も。そうならないために、日々の整理を心がけて欲しいのですが、意外と見落としがちなのが小さいものやスペースを取らないものです。

大切な自宅にあるものを、すべて「必要なもの」にするには、どんなに小さいものも整理の対象です。

その4.捨て方が分からないもの

自分には必要がないことはわかっているのに、捨て方がわからず持ち続けているものです。それは「捨て方を調べるのが面倒くさい」、もしくは「捨てにくいに違いない」というただの思い込みかもしれません。ベッド、ホワイトボード、仏壇、大量のスプレー缶などを、手放せないままずっと大切に持ち続けていたかたが居ました。調べてみると、あまりに簡単で「今までの時間は何だったんだ!」という状況が何度かありました。

ゴミの捨て方は地域によってさまざまです。役所に連絡して聞いてみると、意外とあっさり捨てられた!という声もよく聞きます。

その5.高かったもの

「その1.使えるもの」と重なる部分もあるのですが、そのうえ「お値段が高かった」となると、さらに厄介です。手放しにくい気持ちはよーくわかります。

「高かったから」ではなく、「使いたいかどうか?」で判断してください。整理をするときに、つねに優先するのは「自分」がどうしたいか?です。

最後に

この先も、きっとものは増えます。生活をしていれば当たり前です。むしろ増えない方が一切の欲がなくなってしまったのでは?と少々心配になってしまいます。

整理収納アドバイザーの資格講座で教えてもらった衝撃的な名言を紹介します。

「ものが増えると生命力が減る」

ものだけが増え続けて行かないために、整理をするときにぜひ「手放しにくいもの5つ」を思い出してみてください。

【この記事を書いたのは】
人生を変えるお片づけアドバイザー上野景子
整理収納、風水、掃除、家事、たまーに子育てについて書いています。お片づけに風水をちょっとプラスして運気をアップする「お片づけ風水」を主に発信中!

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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