【家計の落とし穴】子どもの習い事にかけるお金のルール3

2017/04/03

親なら誰だって「子どもに充分な教育を受けさせたい」「子どもの才能を伸ばしたい」と思うもの。でも、子どもに才能がありそうだからと、あれもこれもと欲張れば、肝心なときの進学費用がピンチになってしまいます! そこで、お金のプロに“子どもの習い事”の選び方と正しいお金のかけ方を教えてもらいました。~その先の教育資金を守る「習い事」お金ルール~


1.文化系1つ、スポーツ系1つなど、幼いうちにルールを決めよう

「〇〇ちゃんも習っているから」や親の「自分が小さいころ習いたかったから」などの理由で、無計画に習い事を増やすのは危険。そこにお金をかけすぎて、高校や大学進学時に子どもが望む学校に進学するお金がたりないようでは本末転倒。教育費の本来の意味を大切に


2.月謝以外の負担もしっかり知ったうえで始めないと首を絞めることに

スポーツ系はユニホームや試合の遠征代に合宿費など、芸術系なら発表会のドレスや先生への謝礼、バイオリンなどの楽器は成長に合わせて買い替える費用も必要。気軽に始めさせたけど、家計の負担になって途中でやめさせる事態にならないように、事前によく調べて


3.「目の前」の夢より、「将来」の現実に目を向けて

華やかなスポーツ選手やアイドルに憧れても、その道で食べていけるようになるのはほんのひと握り。親として子どもの夢を尊重する姿勢は大切ですが、コロコロ変わる「〇〇になりた~い」に振り回されないように。現実的な進学のためにしっかり備えるべし!


以上。
とくに幼いうちはみな「うちの子天才かも!?」なんて思っていろいろ習わせたくなってしまうものです。
「教育」とは、しっかり自立して、自分でごはんを食べていける人間に育て上げることで、教育費はそのためのお金。わが子の人生にとって何が大切かをしっかり見極めて、教育費の落とし穴にハマらないように気をつけましょう!


参照:『サンキュ!』4月号「子どもにかけるべきお金、かけなくていいお金がわかる本」より一部抜粋 監修/横山光昭、菅原直子、撮影/林ひろし、取材/村越克子、文/田谷峰子
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