中の人に聞いてみた!「SNS懸賞」のウソ・ホント
2018/08/11
今話題の「SNS懸賞」にまつわるうわさ、どれがウソでどれがホントなのでしょう。「当たりやすい時間がある」「繰り上げ当選枠がある」など……さまざまなうわさが流れていますが、選考する側の人ならその真相を知っているはず。ということで、SNS懸賞のウソ・ホントを徹底取材!
●教えてくれたのは……
株式会社パルディア。日本最大級のキャンペーンデータベースを持ち、独自の懸賞サービスも運営。企業から請け負ったキャンペーンの一次審査を行ったり、抽選会に同席することも。
SNS懸賞のフォトコンテストは人を見て選んでる?
→○:はい、見てないとは言えません。
大量当選の場合はほぼコンテスト用の写真だけでの選考になりますが、当選者数が少ない場合は、プロフィールや投稿も見る場合が。「どんな人か」「いつもどんな投稿をしているか」をチェックします。
抽選には補欠がいる?
→○:予備当選者を用意し繰り上げ当選に。
SNS懸賞の場合は、応募したSNSのDMで賞品のお届け先を確認します。入力ミス以前にそのDMを見逃して期限内に届け先を入力できないと無効、ということはよくあり予備当選者は用意しています。
Twitterは当たる時間がある?
→×:特にそのような設定はしていません。
「当たる時間」を設定することはシステム的には可能です。ただ、弊社ではそのような設定はありませんし、絶対とは言いきれませんが、他社でも設定していないと思います。
フォトコンテストやコメントを添える懸賞は全部見ていない?
→×:一次審査・二次審査があり、すべて目を通します 。
大量のキャンペーンの場合は私たちのような委託会社が一次審査で数をしぼり込み、その後メーカーさんが当選者を決定。どんなに大量でもチーム体制でしっかりチェックしています。
*こんな写真はNG*
プロフィールも大事ですが、いい写真なのに下記のような場合は即落選に。これで落選する人が多いので、応募する前にチェックをしましょう。
・ 写真がボケている
・ キャラクターや芸能人が写り込む
・ 他社製品が写り込む
懸賞の主催者であるメーカーの人にも聞いてみたところ「日々投稿したり、ふだんからSNSを利用している人のほうがうれしい」という声も!
選ぶ側の気持ちに立って考えると、確かに…と、うなずけることばかり。間違ったうわさに惑わされないようにしましょう。
参照:『サンキュ!』8月号「最新SNS懸賞BOOK」より。掲載している情報は18年6月現在のものです。取材・文/田谷峰子 編集/サンキュ!編集部
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