こんにちは。整理収納アドバイザー×インテリアコーディネーターのいちむらちえです。
貯まる習慣といえば、いろいろなワザがありますよね。家計簿をつける、お財布の500円玉を貯金する、食材を1週間分まとめ買いしてムダを省く……などなど。
今回は私の実体験を通じてわかった、お金を貯めたいと思った人が「最初にやるべきこと」をご紹介いたします。
「通帳の整理」が貯まる人への近道!
貯まる習慣を身につけたい人に、まずやって欲しいのが「通帳の整理」。
コンビニATMやネットバンキングの普及によって、通帳の存在感は薄れていますよね。私自身、通帳のことなど普段考えることもなく、いったい自分が通帳を何冊持っているかさえも把握していませんでした。
でも、通帳を見ることは、自分のお金の流れを知る一番の方法です。通帳を整理すると、お金の管理がスムーズになりますよ!ここからは私が実際にやってみた「通帳の整理」をレポートします。
ステップ1.通帳を何冊持っているかチェック
まずは、我が家にある通帳を全員集合。机の引き出しなどから、すべての通帳を引っ張り出してみてビックリ!なんと12冊も出てきたんです。
12冊の内訳はというと……なぜか“後生大事”に持っていた記帳が終わったもの(繰り越し済みのもの)が7冊。以前の勤め先でお給料の引き落とし用につくったものや、子どもの集金用につくったものが3冊(しかもこの3冊は、今では銀行が合併されて、もはやどこの銀行なのか分からないありさま。もちろん後で調べて判明しましたが)。
そして、現役で使っている通帳は、たったの2冊でした。
どおりで、机の引き出しの空気がよどんでいたわけですね。ふる~い通帳の念かも…
ステップ2.通帳を記帳してみよう
続いて7、8年放っておいた3冊の通帳を、ためしに記帳してみました。「数百円くらい残っているかな」なんて、思いながら記帳すると、なんと残高が70,000円!!これには思わずガッツポーズしてしまいました。
ステップ3.記帳した内容を確認しよう
久しぶりの記帳によるタナボタに喜びながら、現役の通帳も含めて内容をチェック。
すると、ひと月に頻繁にATMを利用しているなど、自分のお金の使い方の癖が明らかに!そのたびに手数料がかかっているわけですからムダですよね。
「通帳整理」でお金の流れが可視化できた!
通帳を整理・記帳したことで、お金の動きを把握することができました。また記帳でムダが可視化されることで、これまでOKとしていたATMの利用頻度についても見直すことができました。
お金を貯めたい!と思っているけど何から始めればいいか分からない人は、まず通帳の整理で、自己分析してみるとよいですよ!
ムダを省くことができ、そこからお金を貯める次のステップへも進みやすくなります。
ぜひお試しくださいね。
記事を書いたのは・・・市村 千恵
整理収納アドバイザー×インテリアコーディネーター。お片付けで時間を生み出し、インテリアで心豊かに。忙しい女性のための空間づくりについて情報を発信しています。
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