彼女の頭を持つビジネスウーマン

見ておいて損は無し!教育費「あのとき、こうしていたら…」後悔体験集

2020/07/30

かつて子どもの教育費に苦しんだママたちが、過去のお金の使い方を振り返り、「あのとき、もっと貯めていたら……」という後悔体験を大告白。まだ間に合う皆さんは、今すぐ心にメモして備え方を考えましょう!

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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学資保険に入らなかったことを後悔……

お金と投資の奨学金の概念を節約します。木製のテーブルの上の貯金箱と鉛筆
marchmeena29/gettyimages

教育費の備えは、定期預金でいいと思っていましたが、途中で使ってしまって貯まらず。娘が進学した美大は授業料が200万円×4年で、とてもたりませんでした。子どもに奨学金を背負わせるのもかわいそうで、親が借り入れることに。教育費は、途中で解約できない学資保険で備えるべきでした。
T・Mさん(神奈川県 45歳)

こうなった!

教育ローン300万円を借り入れることに。

幼稚園・小学校時代にもっと貯蓄しておけば……

家計簿を持っている女性
takasuu/gettyimages

中学に入ると家庭学習だけではついていけず。学習塾に通わせたのはいいけれど、家計が赤字になることも。今からパートに出ようか検討中。
M・Mさん(石川県 43歳)

こうなった!

高金利のクレジットカードでキャッシング(汗)。

中学の塾代を小学生のうちから貯めておくべきだった(涙)

数学を勉強している学生
taka4332/gettyimages

中3の夏から塾に通い、3月までにかかった費用は約60万円。月謝以外に夏期講習や冬期講習が10万円以上もかかるなんて知らず、請求書が来るたびに仰天!海外旅行に使おうと思っていたへそくりの定期預金70万円が、ほぼなくなっちゃいました……。
真悠ママさん(熊本県 46歳)

こうなった!

結婚前の定期預金をくずした。

学費以外の出費に備えておけばよかった

秋の草の上に靴を履いた博多着物の女性。
kuremo/gettyimages

大学受験は、受験料だけで40万円。ほかに塾代が4万5000円×12カ月分に講習費用や模試代も。さらに高校が私服で卒業式では袴を着たので、約10万円の出費。まさか大学入学前にこんなにかかるとは思わず、冷や汗が止まりませんでした。
愛花さん(長野県 46歳)

こうなった!

下の子の児童手当を使ってしまった!

本人は、やりたくないのに塾・習い事をやらせすぎました……

学校の概念に戻る。学校の空の教室、若い学生なしタイの高校での授業を勉強するための机と椅子付きの講義室、中等教育の内部
smolaw11/gettyimages

本人にやる気がない習い事や塾は、時間とお金のムダ。すぐやめて、高校の受験費用に取っておけばよかったと思います。特に塾はむりに続けても、苦手意識を持つだけ。それが勉強嫌いになる原因にもなった気がし、いいことなしです。
I・Nさん(愛知県 46歳)

こうなった!

財形貯蓄を解約する羽目になった。

もっと早く働きに出ればよかった

思考の主婦
takasuu/gettyimages

子どもが小さいから、下が生まれたからと、外に働きに出るのを先送りしたのがまずかった。貴重な貯めどきを逃しました。
R・Uさん(神奈川県 44歳)

こうなった!

成人式用に貯めておいた貯蓄がスッカラカン!

児童手当を家族旅行に使っちゃった!

一人で歩いている2歳の子供。
kuppa_rock/gettyimages

子どもが小さい頃、旅行代がたりないと「家族のためだから」と児童手当を使っていました。高校、大学でお金がかかる今、あのお金があればと大後悔!
N・Kさん(東京都 42歳)

こうなった!

老後用の貯蓄をくずした。

中高時代の出費に悲鳴!段階的にお金が出る保険に入ればよかった

連続して座っている男子学生
maruco/gettyimages

うちの学資保険は、お金が出るのが18歳時のみ。大学費用がいちばんかかるとは思うけど、正直いって中学、高校もかなりキツイ。受験期は塾や模試代がかさむし、入学時は公立でも制服などに10万円ほど必要。少しでも途中でお金が出れば助かったのに。
Y・Mさん(鹿児島県 36歳)

こうなった!

夫が頑張って残業しまくった。

小学校時代までに貯めておけなかった母ちゃんに朗報!

高校入学後に第2の貯めどきがやって来る!

この春から、高校の学費にうれしい異変が!「公立高校だけでなく、私立高校の授業料も実質無償化。年収や家族構成によって、支援金額は変わりますが、最大で年間約40万円の支援が受けられます。授業料以外の費用はかかりますが、これまでと比べ親の負担は大きく減。貯蓄の不足分を、高校の3年間で巻き返すことが可能な時代になりました」。

<教えてくれた人>
竹下さくらさん
ファイナンシャル・プランナー。大学生2人のママでもあり、今の教育費のリアルに沿った実践的なアドバイスが大人気。『「教育費をどうしようかな」と思ったときにまず読む本』(日経BP)など著書も多数。

参照:『サンキュ!』2020年8月号「しくじり母ちゃんに学ぶ教育費の備え方」より。掲載している情報は2020年6月現在のものです。監修/竹下さくら 編集/サンキュ!編集部

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