40代は髪型が決まらない!うねり・アホ毛改善方法
2021/06/10
モワモワ、ピョコピョコと存在を主張。髪のうねりや、アホ毛があると髪型がビシッと決まらなくてイヤですよね……。でもちょっとしたテクで落ち着くんです!専門家が日々のお手入れ方法をアドバイス。
<教えてくれた人>
・美髪アドバイザー 田村マナさん
田村マナ美髪研究所代表。毛髪診断士、スカルプケアリスト。美しい髪を手に入れるための基礎知識やセルフケア方法を雑誌や講演などを通じ多方面で広めている。著書も多数。https://www.mt-hairlab.com/
・美容師 吉村英美さん
東京・表参道の美容室「DADA CuBiC」所属のトップカラーリスト。カラーリスト歴20年以上。カラーの技術&知識の専門家として、施術だけでなく、ホームケアの方法も提案している。https://www.dadacubic.co.jp/
・皮膚科医 髙瀬聡子先生
東京・中目黒にある美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック中目黒」総院長。クリニックでの診療以外に、雑誌やテレビ、講演会など幅広く活躍中。著書に『ゆる美容事典』(講談社)などがある。http://www.wove.jp/
Q 髪がうねって言うことを聞かない。どうしたらいい?
前夜にしっかり乾かして、理想の髪型になったとしても、寝て起きたらうねっています。そうなると、スタイリングが大変なのですが、解決策はありますか?(Y・Yさん 愛知県 42歳)
A ドライヤーの最後に冷風を当てると扱いやすくなります。
髪のうねりは単なるくせ毛ではなく、ダメージによる乾燥から生じている場合が。夜ドライヤーで乾かすとき、仕上げに冷風を当ててキューティクルをしっかりとじ、水分を封じ込めておくと、うねりの予防に効果的。(田村さん)
Q くせというより髪が広がって決まらない。どうしたら決まりますか?
髪が全体的に縮れていて、もわっと広がってしまいます。美容院に行っても、シャンプーして寝たら翌朝はいつものダサダサ髪型に……。どうにかならない?(R・Sさん 福島県 42歳)
A おすすめは美容院での「酸熱トリートメント」です。
髪の広がりを抑える効果のあるシャンプー&コンディショナーが有効。それでも抑えられない場合は、最近、美容業界で注目されている「酸熱トリートメント」を試してみて。ストパーよりナチュラルに髪の広がりを抑えられます。(吉村さん)
Q 髪のうねりが気になって、毎日おだんごヘアに。ドライヤーで簡単に整える方法はない?
美容師さんみたいにキレイにブローはできないし、毎日ヘアアイロンで伸ばすのは髪が傷みそうでいやです。結局、おだんごヘアに逃げてしまいます。(N・Uさん 茨城県 41歳)
A 乾ききる前に手ぐしで引っ張りながら乾かしきるとうねりが真っすぐに。
シャンプー後、乾かす前にまず粗めのコームで全体の毛流れを整えます。それからドライヤーの温風で乾かしていき、半乾きの状態にします。最後に手ぐしを通して髪を引っ張りながら乾かしきるとうねりが防げますよ。(吉村さん)
Q アホ毛がものすごく多い。どうしたら減らせますか?
朝、真っすぐにスタイリングしても、日中に鏡を見るとぴょこぴょこアホ毛が……。なんとか減らす方法はないでしょうか?(K・Iさん 千葉県 38歳)
A アホ毛は元気な若い髪の毛。あって当然なのでワックスで対策を。
ピンピン飛び出すアホ毛は、生えてきたばかりの若い髪の毛。むしろあるほうが喜ばしい存在で、大事に伸ばしていくべき。スタイリングのときに気になるようなら、セット力が強めなワックスを分け目部分につけてみて。(田村さん)
編集部おすすめアホ毛対策グッズ
髪に直接なでつけてアホ毛を抑える
アホ毛をピタッとまとめるスティック型ワックス。「マトメージュ まとめ髪スティック スーパーホールド」(13g)¥605(税込み)/ウテナTEL0120・305・411
使いやすいマスカラタイプ
ジェル状で髪にスッとなじみ、簡単にヘアスタイルがセットできる。「マトメイク スティック」9g)¥1,078(税込み)/アンドハニー https://www.and-honey.com/
Q マスクから漏れる湿気で前髪がうねる。毎日アイロンで伸ばすのが面倒……
朝、バッチリ前髪をヘアアイロンで整えて出かけますが、マスクをつけているとうねってきます。アイロンを使わないともっとひどいことに。(H・Yさん 神奈川県 46歳)
A 毎日のアイロンよりストレートパーマをかけるほうが、髪への負担は軽い。
マスクをしていることで自分の息から出る湿気が前髪にかかり、うねるのは仕方がないこと。毎日アイロンで伸ばすのは髪の傷みにつながります。美容院で前髪だけストレートパーマをかけるほうがベターです。(吉村さん)
参照:『サンキュ!』2021年6月号「40代からの『髪の困った』は、家で解決できる!」より。掲載している情報は2021年4月現在のものです。撮影/柳原久子 モデル/町田円香(サンキュ!読者モデル) 構成・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部
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