「気温8度」というと、東京では12月~3月にかけて観測される気温です。本格的な冬の到来を感じる気温ですが、1日のなかでも寒暖差があるので服選びがむずかしいですよね。
ということで今回は、スタイリスト野澤なつみさんに「気温8度のファッション」について、アウターや色の選び方などさまざまな観点から徹底解説してもらいました!
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最高気温8度の服装には冬コートがマスト
気温が10度以下になってくると、本格的な防寒が必要になります。アウターも冬用のコートがいいでしょう。1日快適に過ごすためには、しっかり防寒できるニットや厚手のスウェットなどインナーの選び方も大切です。
具体的に、最高気温8度の日にオススメなコーディネートをご紹介します。
カラーコートは着るだけで上級者コーデに
ついベーシックカラーを選びがちなアウター。あえてカラーのアウターを選ぶことで、コーディネート全体のオシャレ度がグッとアップします。
オススメは少しくすみがかったカラー。くすみブルーやくすみピンクなどはほかのアイテムにも合わせやすく大人でも挑戦しやすいカラーです。
ロング丈のダウンは明るめカラーを
ロング丈のダウンコートは、ベージュやライトグレーなど暗すぎないカラーを選ぶことで重くなりがちな冬コーデも軽い印象に。
また、ほかのアイテムも暖色系でそろえることで統一感のあるオシャレコーデに。暖色系のアイテムには温かみのあるゴールドのアクセサリーを合わせるのがオススメです。
【天気別】最高気温8度の日のおすすめコーデ
本格的な防寒が必要な最高気温8度。天気にかかわらず冬コートは必須です。
冬コーデはアウターのボリューム感や暗い色味のアイテムで重たい印象になりがちなので、配色を工夫したり、カラーアイテムを上手く取り入れたりして華やかさをプラスしましょう。
最低気温8度の服装にはライトアウターが活躍
最低気温8度の服装は、朝晩の冷え込みに備えてライトアウターがあると便利です。日によってはアウターなしでも過ごせますが、寒さ対策としてストールやアームウォーマーなど気軽に防寒できるアイテムがあると1日快適に過ごすことができます。
具体的に、最低気温8度の日にオススメなコーディネートをご紹介します。
【天気別】最低気温8度の日のおすすめコーデ
晴れの日は朝晩の冷え込みに備えて、ライトアウターやストールなど気軽に防寒できるアイテムがあると安心です。
雨の日は、体感温度が低く感じるため冬コートで出かけると1日快適に過ごせるでしょう。
「気温8度」の日のアウトドアシーンで使えるオススメアイテム
機能性の高い薄手ブルゾン
動きやすく機能性の高いブルゾンは、アウトドアや旅行など幅広いシーンで活躍します。中にタートルネックを合わせたり、ブルゾンの上からさらにアウターを羽織ったりすればアウトドアシーンでの寒さ対策もバッチリ。
ワンピースやスカートなどと合わせれば、キレイめカジュアルスタイルとして普段着にも活用できます。
ニット帽でオシャレに防寒
風が冷たいアウトドアシーンではニット帽でオシャレに防寒しましょう。ニット帽は子どもっぽく見えやすいので、色はシャープな印象になるブラックがオススメです。
コーディネートにプラスするだけで簡単に上級者コーデになります。
「これは失敗…」気温8度の日のNGコーデ
環境に配慮した「サスティナブルファッション」がトレンドとなった今、リアルファーを使ったアウターやマフラーは昔っぽい印象に。
手元にリアルファーのアイテムがあるという方は、リサイクルショップに出すなど、手放すことを検討してみてもいいかもしれません。
リアルファーのアイテムをエコファー(動物の毛皮に似せてつくった素材)のアイテムにアップデートするだけで今っぽいスタイルになりますよ。
子どもっぽくなりがちなムートンブーツ
暖かくてつい手に取ってしまうムートンブーツ。しかし素材感やボリュームのあるフォルムから子どもっぽい印象になってしまうことも。
ムートンブーツのカラーを黒にしたり、黒スキニーパンツを合わせたりするなどして、シャープな印象になるよう工夫しましょう。
気温に合ったコーディネートでオシャレに寒さ対策
気温8度の日にオススメなコーディネートをご紹介しました。
いくらオシャレをしても気温や天気に合っていないファッションでは、1日快適に過ごすことはできません。気温に合ったコーディネートでオシャレに寒さ対策を楽しみましょう。
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■執筆/野澤なつみ..「オシャレなあの人となにかが違う..」と悩むママに向けて、ファッションセンスがなくてもオシャレになれる情報を発信するパーソナルスタイリスト。
編集/サンキュ!編集部