冬メイクでおばさん化が加速してしまう人の特徴とは?
2022/02/06
冬メイクになった途端、なぜか一気に老け込んで見えてしまう理由とは!?乾燥しがちな冬の時期にマストなメイク前の仕込みから老け見えメイクの改善方法まで、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんにお聞きしました。
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
老け見えが加速してしまうのはなぜ!?
夏に受けた紫外線ダメージが蓄積され、シミ、皺、たるみが進行。加えて、冬の乾燥が加速させる、かさつき&くすみ…。さらに長引くマスク生活で、動かさなくなった表情筋が衰え気味に。
こうしたさまざまな要素が積み重なり、いざメイクをしたとき「あれ、なんだか老けた!?」と感じている方も多いはず!とくに秋冬メイクは深みのある色味を使いがちなので、余計にくすんで沈んだように見えてしまいます。
季節によってアイテムは切り替える!
いま使っている化粧品、夏用のものをそのまま使っていませんか?季節によってそれらは切り替えましょう。冬場には保湿力に優れたアイテムを使ってあげてね。老け見えを食い止めるために一番重要なのは保湿です!スキンケアはゆっくり丁寧にしましょう。ただ、一度に大量に付けても肌が吸収する量には限度があります。
そこでトライしてみて欲しいのが“ミルフィーユ保湿”。適量の化粧水と乳液を交互に2、3回繰り返し付けてみて。ブースターなどを使ってみるのも良いですね。
ファンデーションの白浮きは老け見えに…!
乾燥する季節、下地は保湿力が高く、ツヤやトーンアップが叶うものを使いましょう。ファンデーションも寒くなると肌に密着しにくくなり、白浮きしがち。老け見えに繋がってしまいます。そんなときにはスポンジを使ってあげると、しっかりと肌に密着して、ツヤも出ますよ。
ほうれい線には、明るいコンシーラーを溝に沿って優しく叩くようにして入れてあげて。目立ちにくくなりますよ。さらに、ハイライトで明るさと立体感を出しましょう。
アイメイクに力を入れ過ぎると老け見えに…!
顔の皺から視線を逸らすために、アイメイクに力を入れ過ぎるのはNG!濃過ぎるアイシャドウで目を囲んだり、目元にツヤを出そうとして粗いラメを付けてしまうと、ちりめん皺が目立ってしまいます。
アイシャドウは透け感のある、濃過ぎない色を選びましょう。ラメを使うのなら、粒子の細かいものを。また、まつ毛は1本1本キレイにマスカラを付け、ツヤを大切にしてね。
唇のかさつきは老け見えに…!
唇のかさつきも老け見えに繋がりますよ!常に保湿を心がけて!マスクをしていて口元が見えないから…と、普段のお手入れを疎かにしていると、人と会う直前に慌てることになってしまいます。マスクをしているときだからこそ、リップクリームを塗っていればパックのようにもなりますよ。
塗る際には、皺に対して横ではなく、縦に塗るようにするとしっかり保湿されます。色付きのリップを塗る際には、コンシーラーで唇のトーンを上げてから塗ると、くすみがカバーされキレイに発色しますよ。