“お疲れ顔”から脱却したい!プロが教える“若返りメイク”のコツ
2022/02/11
顔色が悪い、くすんでいる、くまがある、肌がカサカサ…そんな“お疲れ顔”から脱却するための若返りメイクとは!?ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが教えてくれました。
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
- まずはスキンケアをしっかりと!
- ベースの仕込みメイク:季節に合ったアイテムを
- ベースの仕込みメイク:くまは“隠す”のではなく、明るさで“飛ばす”
- ベースの仕込みメイク:ハイライトで“ツヤ&メリハリ”を出す
まずはスキンケアをしっかりと!
どんなにメイクテクニックがあっても、土台を整えないことにはせっかくのテクニックも生きてきません。まずはスキンケアをしっかりと!とくにクレンジングをいい加減にしていると、その後どんなに優秀なスキンケアアイテムを使っても効果が弱くなってしまいます。
また洗顔の際に、寒いからといって熱いお湯で洗うのもNG!乾燥の原因です。ぬるま湯で丁寧に洗ったら、適量の化粧水と乳液を交互に2、3回繰り返しつける“ミルフィーユ保湿”でしっかりと保湿してあげましょう。
ベースの仕込みメイク:季節に合ったアイテムを
メイクはベースをきちんと仕込み、その後ポイントメイクを!いずれも温かい場所で行い、カラダを冷やさないようにしましょう。寒いと血流が悪くなり、いくらメイクをがんばっても上手くフィットせず“お疲れ顔”に見えてしまいます。
そして使用するアイテムは、夏用のものから、保湿力の高い冬用のものに切り替えて。たとえばパウダリーファンデーションがかさつくなら、保湿のできるクリームファンデーションを選ぶなど、頼れるものは頼りましょう!
ファンデーションをつけたら、スポンジで優しく叩き伸ばしてあげると、肌に密着しますよ。厚塗りを防ぐことができ、マスクにも付着しにくくなります。また、くすんでいるからといって肌の色に合わない明るすぎるファンデーションをつけるのはNGです。
ベースの仕込みメイク:くまは“隠す”のではなく、明るさで“飛ばす”
目の下のくまが気になるから…と、厚塗りでカバーしようとするのは逆効果。目元はよく動く箇所なので、厚塗りするとヨレてしまいます。
隠すという考え方ではなく、明るめでテクスチャーの軽いベージュやパール感のあるコンシーラー、あるいはオレンジのコントロールカラーなどを使って、明るさでくまを飛ばして目立たなくするよう意識してみてね。
ベースの仕込みメイク:ハイライトで“ツヤ&メリハリ”を出す
“お疲れ顔”脱却のためには、ハイライトも重要!効果的に入れると、メリハリが出て引き締まって見えます。鼻筋、あご先、Cゾーンに入れてあげることで、ツヤと立体感を出すことができますよ。これらの仕込みメイクでナチュラルな健康感を醸し出し、若見えに!
ポイントメイク:眉は締まりよく&明るいカラーを
眉はアウトラインが整い、眉尻がスッと抜けるように締まりがあるとよいですね。スクリューブラシで毛流れをとかしましょう。さらにアイブロウマスカラで、カラーのトーンを少し明るくしてあげると元気に見えますよ。
また、よくある3色入りなどのアイブロウパウダーに入っている一番明るいカラーは、ノーズシャドウにもぴったり!目の下辺りから鼻先にかけてまで鼻筋の側面にサッと入れてあげましょう。小鼻の部分にも入ることで、不自然さのない影をつくることができますよ。
ポイントメイク:マスカラで縦のラインを意識
目元にはアイシャドウベースを使ってあげると、まぶたのくすみも飛び、アイシャドウの発色がよくなりますよ。二重に塗ったアイシャドウもヨレにくくなります。
そしてマスカラは、上下のまつ毛に1本1本キレイにつくよう心がけて!まつ毛を1本1本しっかりと上向きにすることで、リフトアップや目力アップにも繋がりますよ。“お疲れ顔”からの脱却のためには、上向き、縦のラインをつくってあげることが重要です。
ポイントメイク:チークは優しい色味をフンワリと
血色が悪いから…と、濃い色のチークを塗るのは逆効果!優しい色味をフンワリと乗せてあげましょう。ほうれい線にかからないように気をつけてね。
ポイントメイク:唇は大きくふっくらと
唇を小さく薄く描いてしまうと凹んで見えてしまい、ほうれい線が目立ってしまいます。大きめにふっくらと描くよう意識してみてね。さらに、上唇の山部分と口角の下部分に明るめのコンシーラーを入れてあげると引き締まって見えますよ。
ポイントメイク:ハイライトでメリハリを
ハイライトを効果的に入れると、ツヤや立体感、メリハリが出てるので、引き締まって元気に見えますよ。鼻筋、あご先、Cゾーンに入れてあげましょう。