50代からは、歩き方を変えれば、やせるんです!
2023/02/05
何をしてもやせないという50代最後の砦は歩き方を変えること!歩いて30代よりも若返ったウォーキングトレーナーの奥田さんは、歩き方を変えただけで60歳にして超美ボディ!あなたも正しい歩き方をマスターしよう。
<教えてくれた人>
ポジティブウォーキング主宰 奥田詠子さん(60歳)
48歳でウォーキングに目覚め、ポジティブウォーキングを教えるサロンを開設。12月に初の書籍も。
『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』(KADOKAWA)
Q 歩き方を変えるとどうしてやせるの?
全身の筋肉を使うから。筋肉を眠らせている人がほとんどです!
「歩くことは全身の筋肉を使う運動で、しかも毎日のことだから正しく歩けば基礎代謝が上がり自然とやせます。多くの人はひざを曲げた悪い歩き方をしていて筋肉が眠った状態。正しい歩き方に変えれば勝手にやせてきます」。
Q 歩き方を変えてからどう変わりましたか?
□腰痛がなくなった!
以前はガニ股歩きだったこともあり、ひどい腰痛が。歩き方を変えたら骨格が整って腰痛が解消。
□夜中、トイレに行かなくなった!
歩き方を変えたら骨盤底筋が鍛えられ、骨盤が締まったせいか夜中にトイレに起きなくなった。
□スタイルが良くなった!
お腹やお尻、腰まわりなどの眠っていた筋肉が使われるようになりボディラインがキレイに。
□体が引き締まってきた!
正しい歩き方をすると全身の筋肉が使われるので、体がたるんだり衰えたりせず、引き締まった。
□前向きになれた!
健康になってスタイルも良くなることで、自分に自信がつき、気持ちが前向きになった。
38歳のときより60歳の今のほうがやせてます!
ポジティブウォーキング誕生HISTORY
【43歳】弟が病気に。健康について考えるように
【44歳】弟が他界。歩き方の大切さを痛感
【48歳】ウォーキングを習いだす。人にも教えるように
【58歳】ポジティブウォーキングのメソッドを確立
50代でもみるみるやせる「基本の歩き方」
普段の歩き方を、この歩き方に変えてみて。悪い歩き方になっているなと気づいたら、すぐ直す癖をつけるだけでも体が変わります。
1 ひざをまっすぐにし、つま先を上げてふみ出す
片足のひざをまっすぐ伸ばして前にふみ出し、つま先をなるべく引き上げてかかとから着地。ひざと足先はまっすぐ正面に向けること。
ひざを曲げないのがポイント。
2 前足の延長線上に骨盤がくるように!
前足に体重を移動していき、前足のかかとの上に骨盤がくるようにする。後ろ足はひざをまっすぐに伸ばし、つま先で押すとお尻の筋肉が使われる。
3 みぞおちを伸ばして、視線はまっすぐに!
後ろ足を前に移動させていく。このとき背中が丸まらないようにみぞおちをしっかりと伸ばして、視線をまっすぐ前に向けることを意識。
4 反対の足も同じようにつま先を上げてふみ出す
前にもっていった足を、最初と同じようにひざを伸ばして前にふみ出し、つま先を引き上げてかかとから着地。この要領で歩いていく。
目線はまっすぐがきれい。
基本の歩き方をマスターしてからTRY!
家でいつでもできる!3分間その場ウォーキングでもっとやせる!
(1)片方のかかとを上げる
もう片方のかかとを上げる
最初に上げた方のかかとを下ろす→繰り返す
片方のかかとを上げ、次にもう片方のかかとも上げる。その後最初に上げたかかとを下ろすのを1分間繰り返す。両腕も自然に動かす。
(2)手を振りながらその場で歩く
両腕を伸ばして前後に大きく振りながら、1分その場で歩く。骨盤は正面に向けたまま、ひざも正面
を向けた状態をキープして足踏みを。
(3)足を開きながら腕を上げてジャンプ→足を閉じながら腕を下ろすを繰り返す
足を開きながらジャンプし、同時に両腕を上げて頭上で手を合わせる。次にジャンプして足を閉じ、腕を下ろす。これを1分繰り返す。
参照:『サンキュ!』2023年2月号「年代別最強ダイエット」より。掲載している情報は2022年12月現在のものです。撮影/堤博之 構成/海老澤まり子 取材・文/和田美穂 編集/サンキュ!編集部